リフォーム期間はどのくらい必要?フルリフォームなら仮住まいはマスト | リノベーションスープ

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リフォーム期間はどのくらい必要?フルリフォームなら仮住まいはマスト

マンションフルリフォーム実例 CRAFT#18086

住まいをフルリノベーションする場合、どのくらいのリフォーム期間を想定しておくべきなのでしょうか?

また、リフォーム期間中は住みながらではなく仮住まいが原則。仮住まい先の種類とそれぞれの特徴について解説します。

リフォーム期間はどのくらいかかる?

クラフトで住まい全体を一新する場合の、リフォーム期間の目安を解説していきます。
 

一戸建てのフルリフォーム期間

一戸建ての工期は建物の構造(木造・鉄骨造など)により異なりますが、約3.5〜5ヶ月が目安です。その前に設計期間として約2〜3ヶ月掛かりますので、リフォーム期間の合計は約5.5〜8ヶ月となります。
 

マンションのフルリフォーム期間

マンションのリフォーム工期は、施工面積によって異なりますが、一般的なファミリー向け物件(70㎡前後)で約2.5〜5.5ヶ月が目安です。設計期間の約2〜3ヶ月と合わせると、リフォーム期間は約4.5〜8.5ヶ月となります。

リフォーム期間中は仮住まいするべき?

施工面積が限定的で工期も短い部分リフォームなら、家に住みながら施工することも可能です。一方、住まい全体を工事するフルリフォームの場合はどうなのでしょうか?
 

フルリフォームなら仮住まいが原則

フルリフォーム・リノベーションCRAFT

フルリフォーム期間中は、一時的に生活の拠点を移す「仮住まい」が原則となります。住みながらのリフォームでは、家具や居住スペースを移動しながらの工事となるため、間取りの大幅な変更はできません。また、工事中に生じる騒音・ホコリや、毎日の人の出入りは、想像以上のストレスとなるでしょう。さらに、居住スペースの確保が必要になることで工事の進行に制限が生じ、期間が長引くケースもあります。

もし、何らかの理由で仮住まいが難しい場合は、ご相談ください。
 

仮住まいの費用はどのくらい?

仮住まい期間中には、住居費用のほか往復の引越し費用が掛かります。また、仮住まい先に荷物が入り切らない場合は、レンタル倉庫やトランクルームを借りる費用がかかります。フルリフォームを機会に、持ち物の整理や見直しをするのも良いでしょう。

リフォーム期間中の仮住まいの種類

賃貸住宅に仮住まい

仮住まい先としてもっとも一般的な滞在先です。毎月の家賃のほか、初期費用として敷金・礼金、不動産会社への仲介手数料が必要になります。電気や水道などの契約手続きが必要です。
 

ウィークリー/マンスリーマンションに仮住まい

数週間〜数ヶ月単位で入居契約をするマンションです。費用体系は運営会社ごとに異なりますが、一般的に敷金・礼金や仲介手数料といった初期費用はかかりません。毎月の賃料のほかに水道光熱費が加算され、退去時には清掃費用が掛かることが多いです。また、家具・家電・寝具などの貸し出しサービス(有料)が用意されています。手持ちの家電などを処分して、フルリフォームに合わせて一新したい場合に便利かもしれません。
 

ホテルに仮住まい

フルリフォーム期間中、ホテルに滞在するという選択肢もあります。費用は宿泊料金のみとなり、初期費用や光熱費等はかかりません。ウィークリープラン・マンスリープランを用意した、長期滞在型ホテルがおすすめです。

リフォーム期間中の固定電話

自宅で固定回線を使用している場合、リフォーム期間中は仮住まい先に移転手続きをするか、一時中断の申請をすることになります。原則的に23区内(あるいは同一市内)の賃貸住宅であれば、移転先でも同じ電話番号が利用可能です。

ホテルやウィークリーマンションでは、固定電話が使用できないため、転送サービスの利用がおすすめです。事前にNTTに「ボイスワープ」を申し込んでおけば、かかってきた電話を指定の電話番号(携帯電話など)に転送してもらえます。

仮住まい探しのタイミング

仮住まい探しは、リフォームのプランニングと同時進行しましょう。リフォーム期間が年度末にかかる場合は、賃貸物件の動きが活発になるため特に早めの行動がおすすめです。不動産会社との提携により希望に沿った仮住まいを紹介してくれるリフォーム会社もあるので、まずは相談してみましょう。
 

仮住まい中のペットは?

マンションフルリフォーム実例 CRAFT#374

ペットと暮らす人ならば、「ペット可かどうか」も忘れずにチェックしたいポイントです。賃貸住宅はもちろん、ホテルやウイークリーマンションのなかにも、ペットとの宿泊・入居が可能な物件があります。「短期間だから…」とペット不可の物件でこっそり飼育するとトラブルのもとになるため、必ずペット可物件を選びましょう。そのほか、家族や知人に預かってもらう、ペットホテルに預けるといった選択肢もあります。

リフォーム期間が延びるケース

リフォーム中に工事の追加や仕様変更をした場合、また天災などのやむを得ない理由によって、工期が当初の予定より延びてしまうケースもあります。リフォーム期間が延びると、仮住まいの家賃(滞在費)も掛かりますし、新年度などに合わせた入居を考えていた場合、スケジュールが変わってくる可能性もあります。万が一の仮住まいの延長も考慮し、計画に余裕を持たせておくと安心です。

まとめ

住まい全体を一新するフルリフォーム期間中は、住みながらの工事ではなく仮住まいへの引っ越しが原則です。

●一戸建てのフルリフォーム期間
設計期間:約2〜3ヶ月+工事期間:約3.5〜5ヶ月
●マンションのフルリフォーム期間
設計期間:約2〜3ヶ月+工期:約2.5〜5.5ヶ月

仮住まい先は賃貸住宅が一般的ですが、ホテルやウィークリーマンションという選択肢もあります。仮住まいを紹介してくれるリフォーム会社もありますので、まずは相談してみましょう。

マンションや一戸建てのフルリフォーム実例を多数掲載しています。間取りやデザインを一新して、新築同様の住まいに。
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