先日、〈ハイエンドなショールームツアー@表参道〉の第2弾を開催しました。
Miele(ミーレ)からスタートし、JAXSON(ジャクソン)・GROHE(グローエ)・IKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)・CRAFT(クラフト)を巡る、密度の濃い3時間となりました。
その様子をレポートします。
〈コース1〉ドイツの国民的ブランド〈Miele/ミーレ〉
スタートは〈Miele〉。リノベーションでも人気で、「Mieleの食洗機を入れて本当によかった」という声をうかがいます。
創業120年の歴史などをお聞きした後、人気の「食洗機」のデモンストレーションに。
「そんなに密に入れて、ちゃんと洗えるんですか?」「繊細なグラスが壊れちゃったりしませんか?」とご参加の方から鋭い質問も。でも〈Miele〉の食洗機はまったく問題なし。ワイングラスの名門リーデルからも推奨されいるほどです。
続いてオーブンのご案内。みなさま、オーブンは「焼くだけ」なんて思っていませんか?
〈Miele〉のオーブンは焼く・煮る・炊く・蒸す・乾燥・発酵・低温調理が可能。つまりオーブン1台で、シチューを煮込んだり、ご飯を炊いたり、パン生地を発酵させたりができてしまうのです。
ドイツの方は、ほとんどの調理をオーブンでこなしてしまうそうです。そのオーブンで作ったプリンと〈Miele〉のコーヒーマシンで淹れたおいしいコーヒーをいただき、次のショールーム〈JAXSON〉へと向かいます。
もうすっかり初夏の陽気です。みなさんと楽しくお話しさせていただきながら、のんびりと徒歩で移動。5分ほどで骨董通りの〈JAXSON〉へ到着しました。
〈コース2〉日本が世界に誇る〈JAXSON/ジャクソン〉
まずは〈JAXSON〉の歴史や導入事例をグラスルーチェでご案内。
ご参加者さまの一人が、「ジャクソンは海外のブランドだと思っていた」とつぶやいていらっしゃいました。たしかに、その卓越したハイエンドなイメージ、世界の一流ホテルへの導入実績から、「海外生まれ」だと思われる方が多いブランドです。
しかし、正真正銘の日本ブランド。とくに”家族みんなで入浴するため”のバスタブは、日本生まれの〈JAXSON〉ならではの発想です。創業者兼デザイナーの清水会長の想いが、バスタブデザインに息づいていることがわかります。
みなさんが注目していたのは、ガラスモザイクタイルを使った〈ヴェートロ〉。バスタブとは思えないほど美しく、繊細な輝やきで、周りからはため息が聞こえてきました。見た目の美しさはもちろん、”家族4人で入浴できる”ダイナミックなサイズ感にも驚かされます。
複雑な形の浴槽を、一枚のアクリルから成形する技術力。「最後の仕上げは、かならず職人の手仕事で行います」とのご説明も。ものづくりへのこだわりを感じることができました。
〈コース3〉最新テクノロジーを誇る〈GROHE/グローエ〉
〈JAXSON〉の入るビルの2Fが、〈GROHE〉のショールームです。
ドイツ生まれの水栓ブランドで、クラフトのリノベーションでもおなじみです。オープンキッチンに〈GROHE〉の水栓が入ると、ぐっとスタイリッシュな雰囲気に。どのモデルも実際に水を出して、使用感を確かめることができます。
最新技術を搭載した「グローエブルー」の、冷えた炭酸水の試飲もできました。「すごくおいしい!」という声があちこちから。浄水~微炭酸~強炭酸の切替えができ、いつでもおいしい炭酸水をいただけます。ホームバーなどにおすすめです。
デザイン性も性能も確かな〈GROHE〉なら、間違いなさそうです。
〈コース4〉長持ちタオル〈IKEUCHI ORGANIC/イケウチオーガニック〉
〈IKEUCHI ORGANIC〉では、「洗濯のプロ」の異名をもつ阿部社長がご案内してくださいました。「うちのタオルは見た目は普通ですが、使うとすごく驚かれます」と。
まったくその通りで、「洗っても風合いが変わらない」というのが〈IKEUCHI ORGANIC〉のタオルの特徴。何十回と洗っているのに、変わらずふんわり感をキープしてくれます。
「そのために大切なのは、洗い方です」と阿部社長。
ご参加のみなさまには、何度も洗濯したタオルの使い心地を確かめてもらいます。「合成洗剤+柔軟剤で洗ったタオル」と「天然由来の洗剤で洗ったタオル」の2枚をご用意。
濡れた手をそれぞれのタオルで拭いていただき、「どちらが心地よいですか?」と質問。やはり後者に軍配が上がりました。店内には200回以上洗濯したタオルが並んでいて、いつでもどなたでもお試しできます。
ちなみにこちらでは、〈Miele〉の洗濯機と〈GROHE〉の水栓も活躍していました。
〈コース5〉デザインリノベーションの〈CRAFT/クラフト〉
そしていよいよ最後のショールーム〈CRAFT〉。築46年のマンションの一室をリノベーションしています。
まずはお茶とお菓子でひと休みしていただきながら、モデルルームの設計ポイントをご案内。漆喰・珪藻土・ジョリパットで塗り分けた壁から、それぞれの違いを感じたり、ヨーロピアンオークの無垢フローリングの足ざわりを感じたり。
なだらかな凹凸のあるスプーンカットの床は、「足が気持ちがいい」「直に座っても痛くないですね」とうれしい反応をいただきました。
青山モデルルームのVR(ヴァーチャル・リアリティ)も好評でした。クラフトでは、リノベーションの完成イメージをVRでご提案させていただいています。「このモデルルームとVR、まったく同じですね。すごい!」とご参加者さま。
3時間を超えるツアーとなりましたが、みなさんまったく疲れを見せず、最後まで好奇心旺盛なご様子。
「リラックスした雰囲気で、ハイブランドのショールームを見ることができました」
「知らなかったブランドにも興味を持てたし、有意義な1日でした」
ご参加者さまとブランドの距離をぐっと近づけるのが、こちらのツアーイベントの目的です。このツアーでそれぞれのブランドへの理解を深め、新しい価値観を発見していただけたらうれしく思います。