本棚のインテリアを極める! プロの6つのテクニック | リノベーションスープ

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本棚のインテリアを極める! プロの6つのテクニック

本棚のインテリアを極める! プロの6つのテクニック
本棚のインテリアにこだわってリノベーション craft

本棚をインテリアに取り入れたスタイリングが注目されています。

洋書や写真集が並んでいたり、花瓶をかざってみたり。本棚があるとアカデミックでおしゃれな空間を演出できますね。一方で「本棚のインテリアにチャレンジしたいけど、どうしたらいいかわからない」という声もあるようです。

本棚のインテリアは、みなさんが思っているほどむずかしくはありません。

・サイズをそろえる
・色をそろえる
・ボリュームのある本は下段に

これらを守れば、探している本を見つけやすくなるし、すっきりとした印象が生まれます。ただし、これは最低限守ってほしいルール。本棚のインテリアにこだわるなら、+αの工夫が必要です。

これから本棚のインテリア実例とともに、6つのテクニックを見ていきましょう。

本棚のインテリアのテクニック 1〈厳選する〉

〈画集や写真集をならべる〉
画集や写真集など、ボリュームのある本をインテリアのイメージに合わせてセレクト。まとめて本棚に並べてみましょう。棚にさりげなく洋書を置くだけで、おしゃれな雰囲気が生まれます。新しい本はもちろん、古くなった中古の本でも、それはそれで趣が生まれます。ブックオフなどの古本屋さんをのぞいて、インテリアのイメージに合いそうなものをセレクトしましょう。

〈カバーを外す〉
本に必ずといっていいほど付いているカバー。華やかなカバーデザインをあえて見せるのも素敵ですが、シックなインテリアに浮いてしまう可能性も。そんな場合は思い切ってカバーを外してみましょう。ジャンルの違う本にも統一感が生まれ、シックな重厚感を発揮できるはずです。

本棚のインテリアのテクニック 2〈飾る〉

〈お気に入り本は表紙を見せる〉
子供の頃から大切にしている絵本や、お好きなイラストレーターの作品集、繰り返し読んでいる詩集など。手にとるたびに心があたたかくなる本をお持ちではないでしょうか。こうしたお気に入りの本は、表紙を表にしてディスプレイしてみましょう。視界に入るたび、ほんの少し幸せな気分が広がります。

〈上段に詰め込まない〉
天井まで届くような本棚は、本の置き方にちょっとした注意が必要です。上部に本を詰め込んでしまうと、息苦しさや圧迫感が生まれます。写真のようにボリュームのある本は下段にまとめ、上段には小物や写真集を1、2冊飾る程度にしておきましょう。欲張らないことがポイント。すっきりとシンプルなイメージになります。

本棚のインテリアのテクニック 3〈余白を遊ぶ〉

本棚のインテリアを極める! プロの6つのテクニック
本棚のインテリアでリズミカルに craft

〈余白をつくる〉
本棚を、”飾り棚”としてとらえてみましょう。あえて本棚に本をめいっぱい詰め込むインテリアもありますが(後述します)、モダンに見せたいのならあえて”余白”をつくるのがおすすめです。

〈余白を遊ぶ〉
ほどよく余白を作ったら、お気に入りのオブジェや小物を飾って遊びましょう。季節ごとにアイテムを替えるのもよさそうですね。さわやかな雰囲気をプラスしたいなら、グリーンを飾るのもおすすめです。ただし、陽当たりや風通しの悪い本棚は、本物のグリーンだと枯れてしまうことも。エアプランツ(室内で育ち、水やりも時々でOK)やフェイクグリーンがよいかもしれません。

〈小物でリズム〉
フォトフレームを置いたり、キレイな色の本をアクセントにしたり。全体のバランスを見ながら本棚にリズムをつくりましょう。また丸や四角、さまざまなカタチの小物を置けば、にぎやかでたのしい雰囲気に。本を横に寝かせて重ね、その上に小物を置くのも素敵です。背表紙が横書きの洋書は、横に並べるのにぴったりです。

本棚のインテリアのテクニック 4〈趣味を愛でる〉

〈趣味のアイテムを飾る〉
本棚を自分の趣味のアイテムで飾ったインテリアもおすすめです。小さなスペースだからこそ自分らしくアレンジしやすい。もし失敗しても、かんたんにやり直せます。まずは、ご自身が大切にしているアイテムを目の前に集めてみてください。カメラやミニカー、レコード、飛行機の模型。趣味のアイテムを本棚に並べることで手に取りやすいし、見ているだけでわくわくしますね。

ゲストが訪れたときも、「このレコード懐かしい。聴かせてもらえる?」なんて会話が弾みそうです。好きなモノを飾るだけ。とてもかんたんなのに、もっともオリジナリティを演出できるインテリアです。

本棚のインテリアのテクニック 5〈見せる・見せない〉

本棚のインテリアを極める! プロの6つのテクニック
飾る本棚のインテリアcraft

〈見せる、見せない〉
読んでいるうちにヨレヨレになってしまう雑誌。80年代よりも前の雑誌なら飾っていてもおしゃれかもしれませんが、中途半端な古さだと、どうしてもあか抜 けない雰囲気に。マガジンラックにしまう? 段ボールにひとまとめ?それとも思い切って廃品回収に…。と迷っている方におすすめしたいのが、こちらのディスプレイラックです。

古い雑誌はラックの中にしまい、好きなアーティストが表紙の雑誌や、興味がある特集の雑誌をディスプレイ。飾る雑誌によって華やかになったり、落ち着いた感じになったり。思い思いのイメージをたのしめそうです。

本棚のインテリアのテクニック 6〈詰め込む〉

本棚のインテリアを極める! プロの6つのテクニック
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さて、これまではすっきりとモダンな本棚のインテリアをご紹介しました。しかし最後にご紹介したいのは、本をめいっぱい詰め込んだ本棚のインテリアです。

〈詰め込む〉
図書館のように、隙間なくぎゅうぎゅうに詰め込んだ本棚のインテリア。この実用的でアカデミックな雰囲気が新鮮でカッコいいと思いませんか? とにかく本の量が勝負。家族みんなの本を集めて隙間を埋めていきましょう。小説も漫画も図鑑もごちゃまぜにしても、量が多いだけクールに決まります。横向きに重ねた本はブックエンドの役割も。全体のバランスを見ながら並べていくことが大切です。本棚をラフに飾るインテリアは、本をたくさんお持ちの方におすすめです。

まとめ

本棚のインテリアのテクニックをご紹介しましたが、いかがでしょうか。おしゃれな本棚のインテリアにするには、以下のことにチャレンジしてみましょう。

・画集や写真集をまとめて並べる
・カバーを外す(色がうるさい場合)
・お気に入りの本は表紙を前にして飾る
・上段は軽やかに(詰め込みすぎない)
・余白スペースをつくる
・そこに小物やグリーンを飾る
・または趣味のアイテムを飾る
・雑誌は見せる、見せないを分ける
・ぎゅうぎゅうに詰め込んでアカデミックに

ポイントは、本棚を一枚の絵のようにとらえ、そこに描くモノ(本や小物)のバランスを考えること。視点を変えることで「キレイな色の本をアクセントにしよう」とか、「ここには家族の写真を飾っちゃおう」とか、自分らしいアイデアが生まれます。今回ご紹介したテクニックを意識しながら、本棚のインテリアをたのしんでください!

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