こだわりたいなら、中古を買ってリノベーション | リノベーションスープ

  1. リノベーションスープ
  2. リノベのこと
  3. 中古を買ってリノベーション
  4. こだわりたいなら、中古を買ってリノベーション

こだわりたいなら、中古を買ってリノベーション

中古物件を買ってリノベーションを選択した人々に話を聞いてみると

「希望のエリアに物件を見つけやすかったから」

「価格が安定していたから」

「広い家に住みたかったから」

「間取りとデザインにこだわりたかったから」

理由はさまざまですが、皆さん何かしらのメリットを感じているようです。新築物件にはない、中古を買ってリノベーションの魅力を探ってみました。

〈中古リノベのメリット1〉エリアを選びやすい

第一に、新築よりも中古物件のほうが供給数が多いという事実があります。

とくに都心では、用地があればオフィスビルや商業施設、ホテルを建設する傾向にあります。大手不動産会社が郊外の大規模開発を行ったり、『マンション一棟リノベーション』に乗り出していることからも、いかに用地が不足しているかがわかりますね。今後もしばらく、都心の新築マンションの供給増加は期待できないでしょう。

それに対し、中古マンションの供給数は3年連続で前年度を上回っています。なかなか新築マンションが出ない人気エリアでも、中古なら手に入れるチャンスがぐっと大きくなるのです。

2016 年度の首都圏中古マンションの成約件数は2年連続で前年度を上回り、過去最高。また中古一戸建ての成約件数も過去最高となっています。引き続き2017年も、中古物件の注目度は高そうです。
東日本不動産流通機構「月刊マーケットウォッチ」より、首都圏の成約数)

〈中古リノベのメリット2〉価格と品質が安定している

ここ数年は建築コストの高騰により、新築マンションの価格が上がり続けています。たとえお手頃な新築マンションがあったとしても、仕様や設備のランクを下げて低コストで仕上げているに過ぎません。同じ価格なのに、15年前に建てられた中古マンションのほうがクオリティが高い…ということも珍しくはないのです。一戸建ても同様で、バブル期に大手ハウスメーカーが建てた一戸建ての方が、最近のローコスト住宅よりも品質が安定しています。

長らく中古物件が値上りしていましたが、昨年の秋ごろからは、少しずつ落ち着いてきたようです。

〈中古リノベのメリット3〉広さにこだわることができる

最近の新築マンションの傾向として、一戸当たりが狭いことがあげられます。60〜70㎡台が中心で、角部屋でも80㎡程度。建設費の高騰によるコストアップが売り出し価格に影響しないよう、あえてコンパクトな住戸で価格を抑えるデベロッパーが目立つようになりました。仮に新築で100㎡以上のマンションがあったとしても、都心だと億を簡単に超えてしまいます。

そこで注目したいのが中古マンション。100㎡以上のマンションが見つかりやすくなります。たとえばsuumoを見てみると、西馬込駅徒歩5分、築16年、112㎡のマンション価格が約7000万円で売り出されています。「子どもと伸び伸び暮らしたい」という方は、こうした物件を買ってリノベーションするのもよいでしょう。

〈中古リノベのメリット4〉暮らしにステータスを生み出す

before/上下階が分断されて閉鎖的

中古を買ってリノベーションの一番の特徴は、間取り・デザイン・仕様を好きにできること。

「壁の色やドアの取っ手など細かい部分にもこだわりたかった」と話すのは、クラフトでリノベーションしたGさん。はじめから新築ではなく、中古マンションのリノベーションしか考えていなかったそうです。クラフトがご紹介したのは、都心のメゾネットマンション。ただしリノベーション前は上下階が分断されており、やや窮屈な印象がありました。
 

after/ワンルームのように伸びやかに

中古を買ってリノベーション craft

リノベーションでは、吹き抜けに面した2階の壁をなくし、スケルトン階段を造作しています。上下階につながりを持たせ、ワンルームのように伸びやかに。塗りムラが残る壁や、黒皮鉄、ヴィンテージ仕上げのフローリングなど、味わいのある素材にこだわりました。

ロンドン在住時代、回りの人々が古いアパートメントに手を加えながら暮らす様子が印象的だったというGさん。そうした暮らしを想わせるような趣を求めていました。自分のためだけに、徹底的にこだわりを追求する。ただ高級であることがよいとは限りません。自分らしい心地よさを追求することが、本当のステータスだと思います。

〈最初が肝心〉どの不動産屋さん・リノベ会社に頼むか

中古を買ってリノベーションするときに、まず訪れるのが不動産屋さんですね。

「早く売りたい」という態度があからさまな不動産会社なら、やめたほうがいいでしょう。その点リノベーション会社の物件紹介は、仲介料が収入源になるわけではないため「早く決めてください」と急かすことはありません。リノベーションに適したよい物件が出るまで、焦らずにじっくりと付き合ってくれます。

そのリノベーション会社に、プラン力・デザイン力・施工力があるかどうかも重要。ただ流行のデザインを、根拠もなく勧めるようなリノベーション会社はNGです。ライフスタイルや好み、お持ちの家具などを踏まえて、丁寧にプランニングしてくれる会社を見つけてください。

まとめ

中古を買ってリノベーションのメリットをご紹介しました。

〈中古を買ってリノベーションのメリット〉
・エリアの選択肢が多い
・供給数が多い
・価格が安定している(一部の人気エリアを除く)
・ステータスのある暮らしができる

ほかにも、「購入前に陽当たりや眺め、管理体制を確認できる」「資産価値が急速に下がらない」といったさまざまなメリットがあります。もちろん「絶対に新しくなければイヤだ」という方は新築がよいでしょう。

しかしムリのない予算で、理想のエリアに、オリジナリティのある住まいを手に入れたいなら、中古を買ってリノベーションのほうが満足できるはずです。

クラフトは創業35年のリノベーション会社。希望のリノベーションを叶える物件を、予算内で紹介します。物件探し~リノベーションまでワンストップで安心です。

クラフトの物件仲介+リノベーション

SHARE ON