至極のマスターピースvol.4 「Bang & Olufsenのワイヤレススピーカー」 | リノベーションスープ

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至極のマスターピースvol.4 「Bang & Olufsenのワイヤレススピーカー」

Bang & Olufsen/バング アンド オルフセン

デンマークのオーディオメーカー〈Bang & Olufsen/バング & オルフセン〉。進化を続ける人々のライフスタイルに合わせ、軽やかにその姿を変えてきました。

その利便性と豊かなサウンドゆえ、若い人々に浸透しているのがワイヤレススピーカー。まるで息をするように、暮らしの中に自然に音楽を取り入れる時代だからこそ。

今回のマスターピースは、〈Bang & Olufsen〉のワイヤレススピーカーをご紹介します。

1925年。バングとオルフセン、革新的なラジオを生み出す

〈Bang & Olufsen〉は1925年、その名のとおりPeter BangとSvend Olufsenがラジオ工房としてスタートしたのが始まりです。

友人同士だった二人が「世の中にないものをつくろう」という試みでプロダクトを開発。

当初は「もう高価な電池が必要なく」「バッテリーの上昇により音楽が途中で止まらない」という、世の救世主のような「B&O Eliminator(エリミネーター)」を発売。まさに人々が求めていたラジオで、爆発的な人気を誇ったことは言うまでもありません。

さらに1939年、ポータブルラジオ「Beolit」によって、音楽に革命をもたらします。

これまでのように「音楽を特別なときに聴く」のではなく、いつも身近にあるものとして愉しめるようになったのです。家族のために蝋燭が灯された食卓で、洗いかけの食器が積み上がったキッチンで。スイッチを押しさえすれば、いつでもこの小さな箱から心弾むような音楽が溢れてきます。

Bang & Olufsen/バング アンド オルフセン

ラジオメーカーとして知れわたっていた〈Bang & Olufsen〉の転機となったのが、第二次世界位戦後のことでした。一般家庭向けのテープレコーダー「Beocord 84U」を発表。ラジオメーカーからオーディオメーカーとして、大きな変貌を遂げるきっかけとなります。

1965年からは有名デザイナーとのコラボレーションをスタート。以降〈Bang & Olufsen〉は、一流オーディオメーカーとしての確固たる地位を獲得することになります。それも「極めてデザイン性に優れた、唯一無二のオーディオメーカー」として。

約100年前の創業からずっと、時代のニーズを確実にとらえたプロダクトを世に送り出してきたのです。

豊かなサウンドを大空間の隅々に届ける「Beolab 20」

Bang & Olufsen/バング アンド オルフセン

上質な空間にこそふさわしい〈Bang & Olufsen〉。なかでも豊かなサウンドを愉めるワイヤレススピーカー「Beolab 20」は、今回のマスターピースにふさわしい逸品。

最大の特徴は「部屋のどこに置いてもデザインと音質を損なわない」点にあります。

スピーカーは通常、壁に背面を向けて置くのが一般的です。しかし「Beolab 20」は、アコースティック・レンズと呼ばれる音響レンズによって音を180度水平に拡散。高周波な高低音が部屋の隅々まで広がるため、リビング・ダイニングといった大空間におすすめです。

「Beolab 20」を含む〈Bang & Olufsen〉のスピーカーは、全てアンプ内蔵。スピーカー本体と端末をつなぐだけで、ダイナミックなサウンドを愉しめるという「手軽さ」もメリットの一つです。

またバング & オルフセンの他の製品に接続し、「Multiroom」オーディオシステムを構成することも可能。それぞれの部屋で違う音楽を聴くことも、全ての部屋で同じサウンドをシームレスに流すこともできます。

優れた「北欧デザイン」が、インテリアに溶け込む

Bang & Olufsen/バング アンド オルフセン

クールさと柔らかさを備えた、北欧デザイン。多数のプロダクトが、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションとして収蔵されています。

「Beolab 20」のもう一つの特徴は、このデザイン性にこそあるのです。円錐状のシームレスなシルエットは、モダンやクラシカルといったどのようなインテリアにも溶け込みます。スピーカーグリルはカラーバリエーションが豊富で、空間に合わせてセレクト可能。ファブリックのぬくもりと、上質な光沢を放つアルミ素材のレンズとの対比が秀逸です。

創業から94年を経た今でも、オーディオメーカーのトップブランドとして世に影響を与え続ける〈Bang & Olufsen〉。「高品質」にこだわりながらも、「デザインの追求」を決してあきらめなかったことが、大きな理由ではないでしょうか。

まとめ

デザイン性が優れたものは、性能・品質に対する正当な評価を忘れられがちです。たとえば建築界の巨匠、ザハ・ハディド。彼女の建築はエキセントリックな点ばかりが注目されがちですが、建築的に緻密な工夫がなされていることがわかります。

デザイン性が際立つ〈Bang & Olufsen〉も同様。しかしそのサウンドや機能に目を向けた時、「どこにも真似できない稀有な存在」だということに気がつき、より愛おしさを感じるはずです。

今年創業94年を迎えるデンマークのオーディオブランド。高いデザイン性と機能性により、インテリア・ファッション業界からも注目されている。

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