60代からのリフォーム!趣味の部屋、仲間が集まるサロン…ライフスタイルをもっと充実させるには? | リノベーションスープ

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60代からのリフォーム!趣味の部屋、仲間が集まるサロン…ライフスタイルをもっと充実させるには?

60代からのリフォーム
60代からのリフォーム #400

60代の方のリフォームが増えてきました。60代と言ってもまだまだ現役の方もいますし、仲間とお酒をたのしんだり、旅行に行ったり、音楽や車の趣味をたのしんだり…。ときどきお孫さんを預かったりと、かなりアクティブです。

そんな60代が10年後20年後のライフスタイルをより充実させるには、住まいの間取りとデザインの見直しが必要。今回は、60代のリフォームのポイントを実例とともにご紹介します。

〈60代からのリフォーム1〉間取りはシンプルに

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60代からのリフォーム #432

60代が暮らす住まいの間取りは、やっぱりシンプルがベスト。たとえばこちらは、お子さまが独立して2人暮らしとなったご夫婦。住み慣れた街にマンションを買ってリフォームしました。ところが夫婦2人にしては部屋数が多く、収納量も不足。

そこでおすすめなのが、LDKと寝室だけという潔よいプラン。ムダな部屋を設けず、リビング・ダイニングを広くするというもの。ただし収納はたっぷりと設け、手軽にささっと片付けやすいように。また、ベッドルーム〜WIC〜玄関へとひとつながりの動線で、生活動線を短縮しています。ライフスタイルに合わせたシンプルな間取りです。

・部屋数は最小限
・動線はできるだけ短縮
・収納たっぷり

この3つを守ることで、ホテルのように快適に暮らせる住まいに生まれ変わります。

〈60代からのリフォーム2〉趣味を楽しむスペースを

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60代からのリフォーム #437

こちらのご主人さまの趣味は、ギター演奏、音楽鑑賞、映画鑑賞、運動、そして家族や仲間とたのしい時間を過ごすこと。そこで住居の1階を趣味のためのプレイルームにリフォームしました。

大きな空間にはトレーニングスペース、ホームシアター、ミニバー、シャワールーム、インナーテラスをレイアウト。壁にはご主人さまが撮った写真を飾り、ギャラリーのような趣に。広いモルタルの土間には自転車を置いたり、土足のままで仲間とくつろげるようにしました。

退職すると、ゆっくりと家で過ごす時間が増えるはず。今のうちに、思いっきりこだわった趣味の部屋をつくってみてはいかがでしょうか。

〈60代からのリフォーム3〉子供や孫が集うリビング

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60代からのリフォーム #213

ご自宅に子供や孫がよく遊びに来る。そんなご夫婦には、広々とした明るいリビングがおすすめです。

たとえばリビングの隣の部屋を取り込み、廊下を短縮してリビングを拡大する。独立していたキッチンをオープンにする。また吹き抜けで開放感を演出する。吹き抜けを設けることで、既存の2階の窓がハイサイドライトとなり、リビングがより明るくなります。

たくさんの自然光が注ぐ開放的なリビングには、たくさんの人が集まってきそうですね。

〈60代からのリフォーム4〉仲間と語らうサロン

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60代からのリフォーム #418

「友人とお酒を飲むのが好き」という方は、ご自宅にバーカウンターを設け、サロンのようにリフォームしてはいかがでしょう。

こちらは玄関近くにバーコーナーを設けた事例です。シックなウォールナットを使ってオリジナルで造作しました。カウンター上部の壁をフカし、特殊塗装によって表情のある仕上がりに。間接照明を入れてることで奥行きを感じさせると同時に、本格的なバーさながらのアンニュイな雰囲気を演出しています。

金曜日の夜は友人たちが集まり、静かに語らうサロンが誕生しています。

〈60代からのリフォーム5〉相続のために構造から見直し

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60代からのリフォーム #409

いずれはお子さまにご自宅を受け継ぐご予定ですか? なるほど。しかしボロボロの状態で相続しても、お子さまが喜ぶとは思えません。「子供が自分でリフォームすればいい」と思うかもしれませんが、相続前にリフォームすると、大きな相続税対策になります。リフォームが相続税対策になる理由として

〈1〉キャッシュアウトすることで所有財産の評価が減り、相続税が下がる
〈2〉自宅をリフォームしても、固定資産税評価額、相続税評価はそのまま

だからです。ただし、構造もしっかりと見直し、補修しなければ意味がありません。スケルトンリフォームで基礎や構造の状態、雨漏り、断熱材の有無をチェックし、必要があれば補強・補修すべきです。ずっと暮らせる住まいなら、相続するお子さまやお孫さんもきっとうれしいはずです

〈60代からのリフォーム6〉ちょっとバリアフリーを意識

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60代からのリフォーム #210

「バリアフリーはまだ必要ない」と思っていませんか? しかし、これから10年、20年暮らしていくなら、早めにやっておきたいのがバリアフリーリフォームです。

とは言っても、それほど大げさにやる必要はありません。車いすが通るように廊下や間口の幅に広げたり、床をフラットにしたり、洗面室やトイレ伸すペースを広くしたり。転んでもケガをしないよう、床をカーペットにしておいてもよいかもしれませんね。

これらのリフォームは、壁を動かしたり、床を剥がしたりする大工事。後からやろうとすると、余計なコストがかかります。フルリフォームをする方は、ぜひこのタイミングでバリアフリーを考えてみましょう

〈60代からのリフォーム7〉そろそろ二世帯住宅に?

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60代からのリフォーム #166

60代になったら、そろそろ二世帯住宅を検討するのもよいでしょう。大切なのはお互いのプライベートをしっかりと確保すること

フロアでしっかりと世帯を分けて、キッチンやバスルームもできれば別に。生活スタイルが異なる二世帯が快適に暮らすには、間取りに十分に配慮すべきです。

お子さまが用事がある時は、奥さまがお孫さんのお世話をしたり、料理をおすそわけしたり。逆に重い荷物があるときは、お子さまに運んでもらったりと、お互いにメリットが生まれるのが二世帯住宅です。なによりも、一緒に過ごす時間が増えて、暮らしがにぎやかになるのがうれしいですね。

〈60代からのリフォーム8〉マンションへ住み替えも検討

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60代からのリフォーム #435

60代になると「このまま歳を重ねたら、階段の上り下りがつらくなるかも」と不安になる方も。こちらのFさんご夫婦も、お子さまが独立した後に、老後を見据えてフラットに暮らせるマンションに住み替えました。ライフスタイルに合わせて、間取りもデザインも一新しています。

「ほとんどの時間をLDKで過ごす」ということから、LDKは25帖の広さに拡大し、寝室は最低限の広さに。オープンキッチンがより開放感を感じさせます。廊下は車イスが通る幅を確保し、玄関とトイレに手すりを設置。猫が気ままに移動できるよう、猫専用の出入り口を設けたこともポイントです。

飽きのこないシンプルなインテリア。階段のないフラットな住まいで、これから一生暮らせるようになりました

まとめ

60代におすすめのリフォーム事例をご紹介しました。

・シンプルな間取り
・趣味をたのしむスペース
・家族や友人が集う広いリビング
・構造から見直す
・バリアフリーを意識
・マンションに住み替える選択肢も

プランニング、仮住まい、引っ越しなど、リフォームはエネルギーが必要です。これからの老後をたのしく過ごすため、まだまだ元気な今のうちにリフォームをしてみてはいかがでしょうか。

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