スケルトンリフォームで何ができるの? メリット・デメリット・費用・事例 | リノベーションスープ

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スケルトンリフォームで何ができるの? メリット・デメリット・費用・事例

スケルトンリフォームの費用と工事期間はどのくらい?5

スケルトンリフォームとは建物を柱や梁だけに解体し、間取りや内装、設備をすべて変え、まったく新しいコンセプトの住まいにすること。とは言っても

「スケルトンリフォームだと何ができるの?
「スケルトンリフォームの費用はどのくらいかかる?」
「スケルトンリフォームにデメリットはあるの?」

など、気になることはあるのではないでしょうか。ここでは、スケルトンリフォームのメリット・デメリット・費用・工事期間の目安・事例をご紹介したいと思います。

(2019年7月16日に加筆修正しています)

スケルトンリフォームとは?

スケルトンリフォームは、一般的なリフォームに比べると工事の規模が大きくなります。

〈一般的なリフォーム工事〉

・キッチンなど設備交換

・床やクロスなど仕上げ材の交換

・ちょっとした間取り変更


〈スケルトンリフォーム工事〉

・床、壁、天井を全て解体する

・間取りを大きく変える
・構造躯体や基礎の補強

・配管の交換

・断熱性など性能をアップ

スケルトンリフォームのメリット

スケルトンリフォームの費用と工事期間はどのくらい?4

・新築よりもコストを抑えられる
完成は新築のようでありながら、費用は建て替えの20〜30%を抑えられます。ただし、劣化状態によっては建て替えと同じ金額になることも。

・間取りを大胆に変えられる

キッチンを大きく動かしたり、壁を撤去してリビングを広くしたり。天井を上げて、天井高をアップすることも可能です。デッドスペースを活用しながら、ご希望の間取りに仕上げられます。

・性能アップできる
寒さ・暑さに悩まされている場合、スケルトンリフォームでサッシや窓ガラスを交換して断熱性をアップ。マンションは戸建てに比べてできることが限られますが、インナーサッシ(二重窓)にしたり、床暖房を入れたり、断熱材を充填したりなどして性能アップを図ることができます。

・耐震補強、構造補強で長持ち
スケルトンリフォームでは、解体時に躯体があらわしになるため、構造の腐食・クラック・カビ・結露や水漏れのなどを目視で確認できるチャンスです。しっかりと補修することで、次世代にも受け継ぐことができる強固な住まいに。

スケルトンリフォームのデメリット

・費用がかかる
部分リフォームに比べて工事範囲が広くなるため、費用も高くなります。具体的な予算の目安は後述していますが、建物の状態や、ご希望によってスケルトンリフォームの金額は大きく変わります。

・工期が長い
工事範囲が広くなればなるほど、工期も長くなります。当然、住みながらの工事はできません。スケルトンリフォームをする場合は、仮住まい先を考えておきましょう。

・要望を叶えられないこともある
「スケルトンリフォームだから何でもできる」というわけではありません。たとえばマンションの場合、壁式構造で動かせない壁があったり、キッチンをご希望の場所に移動できないことも。こうした「できる・できない」は、大抵の場合は初期の段階でわかるため、制約の中でご希望を叶えるプランを検討します。

スケルトンリフォームの費用はいくらぐらい?

スケルトンリフォームの費用と工事期間はどのくらい?

スケルトンリフォームの費用は、工事の内容によります。ですので「思ったよりも高くなった」という方と、「思ったよりもと安く済んだ」という方、どちらもいます。

基本的には

マンション…平米あたり15~25万円
一戸建て…16~25万円

と考えておけばよいでしょう。

ただし、戸建てのスケルトンリフォームは、金額に幅があるのでちょっと注意。たとえば、解体してみて雨漏りやシロアリ、躯体の劣化があれば、補強するのに費用がかかります。またスケルトンリフォームで増築をするのも、コストアップの要因に。『フルリフォームは建て替えよりも2~3割費用を抑えられる』と言われていますが、あまりにも状態が悪いと新築と変わらないことも。まずはリフォーム会社に相談し、リフォームにすべきか・建て替えにすべきかを相談してみましょう。

きちんとしたリフォーム会社なら、「この状態なら、建て替えた方が安く済みますね」と教えてくれるはずなので、安心してください。

スケルトンリフォームの費用と工事期間はどのくらい?

スケルトンリフォームの工事期間はどのくらい?

スケルトンリフォームの費用と工事期間はどのくらい?2

スケルトンリフォームの工事期間は、どのくらいかかるかも気になりますね。解体工事の期間も含まれるため、部分的なリフォームに比べると工事期間は長くなります。

スケルトンリフォームの工事期間/マンション…2ヶ月ほど
スケルトンリフォームの工事期間/戸建て…3ヶ月ほど

これに加え、プランニングの期間も必要です。フルリフォームをするなら、マンションなら4ヶ月前、戸建てなら6ヶ月前にリフォーム会社を決めておきましょう。「海外のバスタブを使う予定だったけど、納期が間に合わなくて諦めた…」ということもなくなります。

また、スケルトンリフォームは解体工事が大掛かりになるため、近所から騒音のクレームが出やすいもの。特にマンションでは、上下左右の方が気になりますよね。解体を手作業で行ったり、大きな音が出る時は窓を閉めたりと、近隣にも配慮ができるリフォーム会社に依頼することも重要なポイントです。

スケルトンリフォームでも、全部を壊さずコストダウン!

スケルトンリフォームの費用と工事期間はどのくらい?3

「スケルトンリフォームって全部壊しちゃうことですよね」と聞かれることがあります。

大きな誤解です。

スケルトンリフォームだからと言って、なんでも壊すわけではありません。たとえば美しいらせん階段や、デザイン性の高い建具や造作家具をそのまま活かすこともあります。ご両親や前の住民の方がこだわってつくった住まいであれば、魅力的な部分がわりと残っていたりする物です。既存を残すと言うことは、思い出を残すことです。もちろん工事期間の短縮や、コストダウンにもつながりますね。

既存のよい部分を活用しながら一新できることも、スケルトンリフォームのメリットです。

〈スケルトンリフォーム事例1〉マンション

スケルトンリフォーム・スケルトンリノベーション
スケルトンリフォームCRAFT_#412

築35年のマンション。LDKや洗面室の狭さ、配管の古さ、収納不足などが気になり、スケルトンリフォームすることにしました。

使わない洋室と、廊下の一部をとりこみ、ゆとりのあるLDKに。キッチンは壁を撤去しオープンにし、カウンターをダイニング〜キッチンまで連続させることで、空間につながりをもたらしています。

配管もすべて一新。また寒さ対策のために全ての窓にインナーサッシ(二重窓)を設け、床暖房を設置しています。玄関サイドにはモノをださずに暮らせるように、大きなWICを新設。それぞれのスペースの収納を充実させました。

スケルトンリフォームによって、これまで気になっていた「暮らしにくさ」をすべて解決しています。

所在地:東京都 渋谷区
家族構成:夫婦
築年数:35年
リフォーム面積:90㎡
工期:2.5ヶ月
費用:1900万円

〈スケルトンリフォーム事例2〉戸建て

スケルトンリフォーム・スケルトンリノベーション
スケルトンリフォームCRAFT_#17303

葉山の高台に購入した築40年の戸建て。スケルトンリフォームにより、外観からすべて一新しました。

外観は、真っ青な空に映える白を採用。大小二つの棟から成る既存の形状を活かすため、一部の壁にボーダータイルを貼りました。タイルの凹凸によりファサードに表情が生まれ、メリハリを感じられるように。またもともとあった岩を残し、エントランスのアクセントにしています。

室内は、個室をとりこんでLDKを拡大。軽量鉄骨造のため撤去できない柱とブレース(筋交い)がありましたが、塗装するなどして空間になじませています。サッシは断熱性能が高いLow-E複層ガラスに交換しました。

所在地:葉山町
家族構成:夫婦
築年数:40年
リフォーム面積:150㎡
工期:4ヶ月
費用:-万円

まとめ

ここでお伝えしたいのは、スケルトンリフォームのメリットは費用だけではないということ。 耐久性や耐震性を高めたり、既存を活かしながら建物の資産価値を上げたりと、構造躯体だけに解体するスケルトンリフォームでなければできないことが多くあります。

今回ご紹介した目安は、あくまでも目安にすぎません。建物の状態や工事の内容によっては、金額が上がったり下がったり、工事期間が長くなったり短くなったりします。「どれくらいの費用と工事期間になるんだろう…」と迷っているなら、ご自身で考えるよりもリフォーム会社に相談するのがおすすめです。その上で、スケルトンリフォームにするか、部分リフォームにするか、建て替えにするかを検討しても遅くはありません。

※関連記事〈スケルトンリフォームの”魅力”を5分でお伝えします!〉

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