吹き抜けのあるリビング、空間づくりの5つのポイント | リノベーションスープ

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吹き抜けのあるリビング、空間づくりの5つのポイント

吹き抜けのあるリビング、空間づくりの5つのポイント
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吹き抜けのあるリビングが人気です。

吹き抜けはリビングに明るさと伸びやかさをもたらし、ゆったりとした心地を誘います。家族団らんやホームパーティなど人が集まる空間にこだわりたい方にはぴったり。今回は、吹き抜けのメリットとデメリットとともに、開放感あふれる空間づくりのポイントをご紹介します。

吹き抜けのあるリビング、照明にもこだわりたい

開放感と明るさをもたらす吹き抜けのあるリビングには、控えめながら雰囲気のある照明がぴったりです。

吹き抜けはゴージャスなシャンデリアも似合いますが、すっきりとモダンにまとめたいならダウンライドもおすすめです。

テレビボードを配置した壁は、素焼きの素朴なテクスチャーが特長のボーダータイルを取り入れました。ダウンライトで壁面を照らし、タイルの質感が伝わるように。広々とした空間にダウンライトが陰影をつくりだし、やさしいイメージを与えています。

吹き抜けのリビング階段は、軽快なデザインに

吹き抜けのあるリビングには、軽快なデザインのスケルトン階段が良く似合います。見通しのよい階段は、のびやかな空間づくりに最適です。

スタイリッシュなデザインが特徴の中桁階段(なかげたかいだん)は、階段の踏み板と支えとなる桁(げた)を中央で結合させたもの。両サイドにささらがないため、軽やかですっきりとした印象を与えます。

こちらのお宅では、床に合わせて踏み板にナラの木を使用しており、手すり部分にも壁を設けていないためリビングに設置しても違和感がなく馴染んでいます。

吹き抜けに窓をプラスして光を取り込む

吹き抜けのあるリビング、空間づくりの5つのポイント
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リビングの内装に合わせて階段も白で統一しています。吹き抜けのあるリビングにより開放感をもたらすのは、空をフレーミングするように設けられた窓。防犯性を考慮しながらも、光を取り込み明るい空間に導いています。

ソファのうえには、ガラスブロックを使用した横長の窓を取り入れています。視界を遮り防犯性を高めるとともに、上質感のある空間をモダンに演出しています。シンプルな空間だからこそ、窓からの光やガラスブロックがより映える素敵なインテリアです。

吹き抜けのあるリビングの間取りは?

2階建ての住まいに大胆な吹き抜けをつくると、1階がより明るく開放的になります。

例えば1階を家族の共用スペースとして、2階をプライベートスペースとして使うなら、最も明るさを取り込める吹き抜けの下にDKを配置する間取りがおすすめです。こちらのお宅のように、吹き抜け部分にダイニングテーブルとキッチンを配置すれば、家族がにぎやかに食事できる明るい雰囲気の食卓が実現します。

また、お子さまが成長するとコミュニケーションがとりづらくなるものですが、こちらの間取りなら個室スペースへLDKを通って向かう導線となり、家族の気配をいつでも感じられるというメリットも。

吹き抜けから家族の声が聞こえたり、気配を感じたり…お子さまも安心して個室で過ごせる風通しの良い住まいです。

吹き抜けのあるリビングのデメリット

吹き抜けリビングには、いくつかのデメリットもあります。

・メンテナンスが難しい
・冷暖房効率が悪くなる
・音や匂いが2階まで上がりやすい
・維持管理にコストがかかる

吹き抜けの高い位置にある窓は、掃除をするのにも手間がかかります。こまめな掃除をするためには、足場を組めるようなスペースを確保しておく、点検のための細い通路をつくるなど対策が必要です。ただ高所での作業は危険なため、業者に依頼するのが無難でしょう。

また、吹き抜けは冷暖房効率も悪くなります。冬には暖房によって温めた空気、夏には熱気が2階に上がるため、快適に過ごせるよう最適な空調を整える必要があります。吹き抜けでは熱気だけでなく、音や匂いも上がります。こうしたデメリットも踏まえて計画しましょう。

まとめ

吹き抜けのあるリビングは、モダンな雰囲気にしてくれます。空間に広がりをもたらし、開放感と明るさいっぱいの住まいが実現。都心に多い狭小住宅にもおすすめです。。

いくつかのデメリットもありますが、リノベーションでの工夫や、省エネ機器の導入で解決することも。気になる方は、ぜひ専門家に相談してみてください。

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