ダイニングにおすすめ! ペンダントライト特集 | リノベーションスープ

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ダイニングにおすすめ! ペンダントライト特集

ダイニングにおすすめ! ペンダントライト特集
リノベーションcraft

ダイニングテーブルの上におしゃれなペンダントライトをつけるだけで、びっくりするくらいイメージが変わります。

ペンダントライトとは、天井から吊るすタイプの照明器具のこと。シャンデリアのように”空間全体を照らす”大きなペンダントライトと、”部分的に照らす”小さなペンダントライトの2種類があります。

ダイニングテーブルによく使われるのは、小さなペンダントライトです。空間にメリハリのある陰影をつくり、レストランのような心地よさをつくってくれることが特徴です。

これから、おしゃれなペンダントライトを飾ったダイニングの実例をご紹介します。ぜひインテリアの参考にしてください。

気泡がやすらぐガラスのペンダントライト

白をベースにしたシンプルなインテリア。オークのざっくりとした素材感がただよってくるリビング・ダイニングです。

このように素材感が強く出ているインテリアに選んだのは、リサイクルガラスの丸いライト。近くで見ると、丸いガラスはかすかにゆらぎ、球のなかにはいくつもの気泡が。手づくりなので、当然カタチはひとつひとつばらばらです。

光を灯すとオレンジの光が、キャンドルの炎のようにかすかにゆらぎ、ダイニングが静かな光に包まれます。直径10㎝ほどの大きさで、限りなくミニマムなデザインなのに、存在感は抜群です。一灯だけでかわいらしく、いくつか並べてちょっと可憐に。思い思いのイメージで空間を彩ることができるのもうれしいですね。

派手さはないけれど、心に染み入るようなやさしさを備えたペンダントライト。大切な人とささやかな食卓を囲むのにいかがですか。

リサイクルガラスの照明を手掛けるBOCCI (ボッチ) 社。2005年にバンクーバーで設立された照明メーカーで、センスのよさに注目が集まっています。
 
studio NOI HP

アアルトデザインの北欧ペンダントライト

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シックな北欧スタイルのリノベーションならcraft

ミャンマーチークの濃淡が際立つフローリングと、杉の羽目板を張ったキッチンカウンター。個性的な自然素材のテクスチャーがぶつかり合いつつも、ほっとさせてくれる北欧テイストのインテリアです。

そんなダイニングの上には、アルヴァ・アアルトがデザインしたペンダントライトを飾りました。アアルトはフィンランドを代表する建築家で、イッタラ社のデザイナーとしても知られています。そのアアルトが、1937年にフィンランドのヘルシンキの老舗レストラン〈サヴォイ〉のためにデザインしたペンダントライトです。当然、料理をおいしく見せ、さらに心地よいダイニングを演出するためにデザインされています。

そして〈Golden Bell〉という名前のとおり、鈴のようにぽってりとしたシルエットが特徴。北欧らしい、ほっこりとしたデザインが空間をなごませてくれるようですね。ダイニングだけでなく、寝室やキッチンにもマッチする、素朴なペンダントライトです。

アアルト自身が立ち上げたアルテック社により、2007年に復刻されました。ブラック、ホワイト、クローム、ゴールドの4色から、インテリアに合わせて。
 
SEMPRE HP

視線をとおすヴェネチアン・グラスのペンダントライト

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木と石の趣ある空間にリノベーションするならcraft

大谷石の壁とウォールナットの家具でまとめたシックなインテリア。昔ながらの素材の組み合わせが、懐かしいような趣をつくりだしています。

そんなダイニングに使ったのは、ヴェネチアン・グラスのペンダントライト。熟練のマエストロが空中で吹いて極薄く仕上げた繊細なガラスのシェード。ライトを灯したとき、また自然光に照らされたとき、はっとするような透明感が際立ちます。ガラスの魅力をしっかりと伝えつつ、シェードが視線を遮らないことも大きなポイントですね。

ちなみにヴェネチアン・グラスは700年を超える歴史があり、16世紀にはヨーロッパの貴族たちの間で大流行しました。あのヴェルサイユ宮殿の鏡の間でも、ヴェネチアングラスが使われているそうです。

ヴェネツィアのマエストロたちの手仕事を感じさせるペンダンライトです。

透明のガラスのなかに気品と繊細さ、そしてぬくもりを備えているヴェネチアン・グラス。派手さはないものの存在感が大きく、空間を上品に彩ります。
 
ルミナベッラ HP

コンパクトでかわいい、ガラスと真鍮のペンダントライト

壁に貼ったサブウェイタイル、古材の棚、年季の入った銅のお鍋。キッチンのにぎやかでちょっとレトロな雰囲気が流れ込んでくるダイニングには、ガラスと真鍮でつくられたコンパクトなペンダントライトを3つ、シンプルに並べました。

ガラスのシェードはひとつひとつ手吹きでつくられ、素朴なゆらぎが見ているだけで心をリラックスさせてくれます。コロンとしたかわいらしいシルエットと、ガラスのさわやかさ、真鍮の重厚感。すべてがバランスよく調和し、にぎやかなダイニングとの相性も抜群です。

経年とともに、真鍮が渋い色合いに変色するため、より落ち着いた雰囲気に変わります。

ちなみに、キッチンカウンターの上部にも同じペンダントライトを使っています。

ガラスタイプはクリア、ホワイト、アンバー。ホーロータイプは、エクリュとチャコールグレーの計5種類があるそう。40Wまでの明るさに対応しています。
 
flame HP

とっておきのペンダントライトを見つけてみよう

なつかしい世界感。レトロ球のペンダントライト

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おしゃれ雑貨・インテリア

1879年にエジソンによって発明されたカーボン電球。そこに現代的な要素をプラスした〈EDISON BULB(エジソンバルブ)〉が、なつかしい風合いを好む人々に指示されています。

カーボン電球の特徴は、フィラメント(電気が通る細い金属線)に炭素を使っていること。オレンジに光るラインが、なんとも言えない表情をつくりだしています。〈EDISON BULB〉は、そんな昔ながらのカーボン電球のフィラメントを、より複雑にすることでアーティスティックに仕上げたもの。

ほの暗い空間にひとつ飾るだけで、レトロな雰囲気が広がります。数百円台で買えるため、気軽にインテリアに取り入れやすそうですね。
 

電球の中にシャンデリア。繊細かつゴージャスなペンダントライト

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Mineheart

電球の中をのぞいてみると、小さなシャンデリアがひっそりとたたずんでいます。じっと目を凝らしてみると、シャンデリアの12本のロウソクひとつひとつに、きちんと火が灯る精巧さ。ミニチュアのおうちをのぞいているような不思議な気分で、ちょっと胸がときめきます。

こちらのペンダントライトは、〈King Edison Pendant Lamp(キングエジソンペンダントランプ)〉と名付けられており、デザインしたのはYoung & Battagliaというイギリスのデザインユニットです。

こんなアーティスティックなライト、ひとつ飾るだけでインテリアの主役になりそうですね。

まとめ

ペンダントライトは、空間をどのようにもアレンジできる特別なアイテムです。シンプルなダイニングに、ユニークなペンダントライトで遊び心を演出したり、ゴージャスな素材でダイニングに華やかさをプラスしたり。

しかし、日頃からさまざまなショップをのぞいてペンダントライトをリサーチしていなければ、ピッタリのペンダントライトを見つけるのは大変な作業です。

家具を購入したお店で、家具にぴったりのペンダントランプを聞いてみるのもいいですし、リフォームやリノベーションする場合、プランと併せて提案してくれる会社もあるでしょう。自力で探すのもよいですが、詳しい人に聞いてみると意外な視点で、インテリアの幅が広がります。

ペンダントライトの電球にも気をつけましょう。LED電球、白熱灯、蛍光灯でコスト・光の色味が変わります。白熱灯はあたたかい光で料理をおいしそうに見せてくれますが、寿命が短く、電気代がかかります。最近では、省エネで寿命が長く、料理をおいしそうに見せるLED電球が主流です。

※〈ダイニングを彩る名作ペンダントライト BEST 7〉では、ポール・ヘニングセンやポール・クリスチャンセンの名作ペンダントライトをご紹介しています。ぜひご覧ください!

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