家族の好みに左右されず、自分だけの趣味をとことん追求できるのが一人暮らしの特権です。普通なら奥さまに「そこまでしなくていいんじゃない?」と言われてしまうところ、すべて独断で決められる。そのためか、プロレベルで住まいにこだわる一人暮らしの男性が増えています。
デザイナーズマンションを賃りる。
タワーマンションを購入する。
コーポラティブハウスという手もありますね。
さまざまな方法がありますね。だけど一人暮らしの男性にお勧めしたいのが、リノベーションです。なぜなら男の一人暮らしのリノベーションは、自由度が高いから。誰にも左右されることなく、ありったけの好奇心と探究心をリノベーションで発揮できるのです。
これから、リノベーションでこだわりを叶えた男性の事例をご紹介します。
〈男の一人暮らしリノベーション事例1〉インダストリアルなワンルーム
せっかく一人で暮らすなら、大胆なワンルームにチャンレンジするのもあり。
こちらは部屋数を減らし、ワンルーム+WICに間取りを変更しました。大空間の床にはモルタル、壁はアンティーク煉瓦を塗装。煉瓦の下地が見えるよう、白いペンキをざっくりと塗り、煉瓦の質感を強調しています。
これだけでも無骨なのですが、さらに天井はコンクリート躯体をあらわしに。経年したコンクリート躯体は、まるでいぶし銀のような奥深い魅力を放ちます。オープンシェルフは古材と黒皮鉄を使ってオリジナルで製作し、インダストリアルなイメージに仕上げました。
所在地:東京都 港区
家族構成:本人
築年数:22年
リフォーム面積:52㎡
工期:2ヶ月
費用:1245万円
〈男の一人暮らしリノベーション事例2〉オーセンティックバーのように
「仲間と一緒に演奏したり、お酒を飲むことが多い」という男性なら、こんなリノベーションもおすすめです。
キッチンにはバーカウンターを設置。バーテンダーさながらに、ゲストにお酒をふるまうことができるように。カウンターは古材を使ってオリジナルで製作しました。オーセンティックなバーのような雰囲気で、リラックスした時間を過ごせそうです。
玄関~リビングの壁にはチークの古材チップを貼り、ワイルドなイメージに仕上げました。ランダムな凹凸のあらわれた壁には、ご愛用のギターをディスプレイ。盛り上がってきたらおもむろにギターを取り出し、スペシャルセッションのスタートです。
※クラフトで物件探しからサポートしました。
所在地:東京都 江東区
築年数:14年
リフォーム面積:74㎡
工期:3ヶ月
費用: 1200万円
〈男の一人暮らしリノベーション事例3〉NYのロフトアパートメント
「マンションのありきたりなデザインが好きじゃない」という男性は、素材感でオリジナリティを表現してみては?
床は、木目が個性的なボルドーパインの無垢フローリングを使用。壁の一部にはアンティーク煉瓦を貼り、古い工場をリノベーションしたNYのロフトアパートメントのような印象に。ハイライトとなる壁には、鉄板のような特殊塗装を施しています。コーナーには錆(サビ)を描き、まるで鉄板が雨風にさらされたようなリアリティを演出しました。
所在地:東京都
築年数:7年
リフォーム面積:69㎡
工期:2.5ヶ月
〈男の一人暮らしリノベーション事例4〉収集したヴィンテージ家具がなじむ
「ヴィンテージ家具を収集している」という方は、その家具がフィットする空間がおすすめです。
フローリングはオークのヴィンテージ仕上げ、壁は塗りムラや刷毛跡を残しながらグレーで塗装しました。控えめながらも素材が際立つ空間。収納は光沢を残して塗装し、モダンな印象をプラスしています。ジャン・プルーヴェをはじめとしたご愛用のヴィンテージ家具たちが、ごくごく上品にフィットしています。
窓際には、黒皮鉄で製作したシンボリックなスケルトン階段を設置。経年するごとに錆(サビ)が出て、味わいが深まっていくのもたのしみの一つです。
※クラフトで物件探しからサポートしました。
所在地:東京都 渋谷区
築年数:10年
リフォーム面積:80㎡
工期:3ヶ月
デザインリフォームのCRAFTだから叶えられること
クラフトは、間取りとデザインをゼロから計画する「フルリフォーム」専門会社。1982年の創業以来、一戸建て・マンションなどたくさんの個人住宅のリフォームを手掛けてきました。決して大きな会社ではありません。だからこそ、お客さまひとりひとりのイメージを形にし、既成概念にとらわれない自由な発想でプランをご提案しています。
暮らしやすく生活動線にもとづいた間取り、ディテールの美しさにこだわった施工。業界でもめずらしい、設計施工一貫体制を確立していることも強みです。
ご希望があれば、物件探しからも承っています。「今の家を売却したい」「住み替えたい」という場合もぜひご相談ください。
「男の一人暮らしリノベーション」のご相談はこちらから。ご提案時にはVR(ヴァーチャル・リアリティ)を作成するため、完成後のライフスタイルをリアルにイメージいたけます。