白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則 | リノベーションスープ

  1. リノベーションスープ
  2. リノベのこと
  3. 白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則

白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則

白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則
インテリアを白で統一 リノベーションcraft

すっきりとして明るく、どんな家具とも合わせやすい白。「インテリアを白でまとめたい!」という方は少なくないでしょう。

しかし白いインテリアは簡単なようでいて、実は一番むずかしいのかもしれません。同じ白でも青みがかった白、黄みがかった白とさまざま。また白だけで統一すると落ち着かないし、中途半端にアクセントカラーを使うと野暮ったくなってしまいます。

では、”落ち着く白いインテリア”とはどんな空間?

リノベーション事例をもとに、黄金パターンをご紹介します。

+ベージュで上品な白いインテリア

白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則
白とベージュのインテリア リノベーションcraft

まずはどんな方にも好まれやすい、〈白+ベージュ〉の組み合わせから。

壁と天井は白でまとめ、床はベージュの大判タイルを貼り、ゆったりと上品なイメージをつくりました。リビングとダイニングの間はガラスブロックで間仕切り。光を遮ることなく、空間をおだやかにゾーニングします。

家具はベージュのファブリックソファをセレクト。ある程度ボリュームのあるソファでも、ベージュなら空間の軽やかさを損うことはありません。ダークカラーのクッションや小物で部分的に引き締めていることもポイントです。

白×ベージュの組み合わせなら、飽きのこないベーシックインテリアが完成します。

+ブラウンでモダンな白いインテリア

白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則
白と茶色のインテリア リノベーションcraft

モダンなイメージをつくるのが、〈白+ブラウン〉の組み合わせ。

たとえばこちらのマンションは、床・壁・天井を白で統一しました。リビングの一部の壁にはダークブラウンの木材を使用。整然とした木目がはっきりとあらわれ、白い空間をぐっと引き締め、重厚感をもたらしています。窓の外に広がる街路樹とのコントラストも見事ですね。

「ホテルライクな空間が好き」という方は、都心の中古マンションを買ってモダンな白いインテリアにリノベーションしてみてはいかがでしょうか。

+黒でスタイリッシュな白いインテリア

白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則
インテリアを白と黒に リノベーションcraft

モードなインテリアをたのしめるのが、〈白+黒〉の組み合わせ。

床・壁・天井は白で統一し、黒いレザーソファーとダイニングセットをレイアウト。モノトーンのクールなインテリアでまとめました。目の覚めるような白い空間に、黒い家具がアクセント。

どんなにスタイリッシュな空間でも、居心地が悪ければ何の意味もありません。こちらは柔らかなカーペット、塗りムラのある珪藻土といった表情のある素材を取り入れ、居心地のよさを高めています。モノトーンインテリアにする場合は、くれぐれも無機質になりすぎないように気をつけましょう。

「生活感のない暮らしがしたい」という方にオススメの、モノトーンインテリアです。

〈上級編〉オール白!ハイクラスな洗練インテリア

海外のインテリア雑誌などで見かけることがある白で統一した空間。ちょっと玄人好みなカッコよさがありますね。上手くコーディネートできれば、上品で洗練された印象を与えることができます。

しかし、ただ無意味に白を使うだけではのっぺりとしたイメージになってしまいます。「真っ白なインテリアは落ち着かない」と言う方がいるのは、このためです。

ここからは無機質にならず、それでいてあたたかみを感じさせる〈オール白〉のインテリア事例をご紹介します。

”光と影”がアクセントの白いインテリア

白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則
インテリアを白で統一 リノベーションcraft

先述したように、ただ白でまとめてしまうと無機質になりがちです。そこで”壁の重なり”や”間接照明”をつくり、光と影のある空間に仕上げました。

リビングには大きな箱のようなTVボード兼暖炉を計画しました。右サイドが手前にせり出すようにデザインし、あえて凹凸をつくり、奥行きを感じられるように。ダウンライトやスリットの光で、空間のあちらこちらに光と影が生まれています。

深いところに沈んだような、不思議な心地よさのある白いインテリアです。

”素材感”がアクセントの白いインテリア

白いインテリアは意外とハイレベル? 色と素材の法則
インテリアを白で統一 リノベーションcraft

白は白でも、素材の表情をふんだんに感じさせるインテリア。

フローリングは白く塗ったペンキを拭き取り、淡い木目を感じさせるホワイトオークを使用。オーディオ機器の天板には大理石、キッチンの天板はクオーツストーンと、やわらかな印象の白い素材を使っています。

自然光がたっぷりと注ぐ白い空間で、ゆたかに入り交じる素材。

ライトグレーのファブリックソファが、ナチュラルな白い空間にフィットしていますね。暮らす人にさわやかな気分をもたらす、オール白のインテリアです。

まとめ

白いインテリアの事例をご紹介しました。

無計画に白でまとめてしまうと、どうしても落ち着かない空間になってしまいます。もし皆さんが”居心地のよい白い空間”に出会ったとしたら、きっと特別な理由があるはずです。影や素材感、アクセントカラーでくつろぎを感じられるよう緻密に設計されています。

これから模様替えやリノベーションをお考えの方は、白にプラスする色、面積、素材感などを考えながら、ご自身のイメージに合った白いインテリアを探してみてください。

白いインテリアは単純なようでいて、実はとてもむずかしいものです。本当にこだわるなら、プロのリノベーション会社に依頼してみるのもよいかもしれません。ディテールにこだわりながら、素材や色、光のバランスをとり、理想の白いインテリアを実現してくれます。

リノベーション~家具のインテリアコーディネートまでお任せいただけます。ハイレベルな”白いインテリア”をご希望なら、ぜひご相談ください。

リノベーションのcraft

SHARE ON
クラフト LINE