春の楽しみのひとつといえば「お花見」。
綺麗な桜を眺めながら楽しむ美味しい料理やお酒は格別です。
でも、有名なお花見スポットはどこも人混みでいっぱいです。早朝から場所取り合戦が繰り広げられていたり、大声で騒ぐ酔っ払いがいたりして、桜を楽しむどころではなかった…ということも。
そこでご提案したいのが、自宅の庭やテラスで楽しむお花見です。
クラフトのリノベーション事例とともにご紹介していきます。
開放的なテラスでホームパーティを
こちらは、広々としたテラスが魅力のお住まい。ウッドデッキを敷き、全開放できる窓にリノベーションしました。リビングとテラスがひとつに繋がる大きな空間は、ホームパーティに最適。目隠しのウッドフェンスを設置しており、ご近所からの視線も気になりません。
冬の寒さがゆるんだら、庭やテラスでお花見やガーデンパーティーを楽しんでみましょう。春の訪れを感じながら味わう料理やお酒は格別。デリで美味しいおかずを購入するのも良いですし、料理が得意な人なら、その腕前を披露する絶好の機会です。
リビングでお花見が楽しめる美しい窓
キッチンから満開の桜をのぞむこちらのお住まい。リノベーションでナラの窓枠を設け、桜の木をピクチャーフレームで切り取るように借景(しゃっけい)としています。正面にリビング・ダイニングを配置し、室内からゆったりとお花見できる贅沢な空間に生まれ変わりました。
「借景」とは、山や林の風景を庭の一部として取り入れる手法のこと。公園や街路樹が隣接する住まいをリフォーム・リノベーションするなら、窓から見える緑を借景として、暮らしに取り込むプランニングがおすすめです。四季折々の自然の移ろいを身近に感じることができます。
大人も子どもも楽しめるウッドデッキの庭
こちらのお住まいのリノベーションでは、西海岸をイメージした爽やかなウッドデッキを庭に設置。ハンモックに揺られたり、段差に座ったり、思い思いの場所でくつろげる空間になりました。
自宅でのガーデンパーティなら人混みに揉まれることもなくゆったり過ごせますし、朝から場所取りをする必要もありません。
また、春先は一日の気温差が大きく、昼間はぽかぽかの陽気でも夕方になるとぐっと冷え込むことも。自宅でのパーティなら、肌寒くなったらリビングに移動すれば風邪をひく心配もありません。遊び疲れた子どもはもちろん、ちょっと飲みすぎた大人が眠くなってしまっても安心です。
坪庭の木々を肴に静かな時間を愉しむ
こちらのお住まいは、上品な和モダンの空間にリノベーション。リビング・ダイニングに面する窓を大きく広げ、雪見障子の向こうにはご自慢の美しい坪庭が広がります。夜はスポットライトに浮かび上がる木々を肴に、静かに杯を傾けたくなるような上質な空間に。仲間とワイワイ楽しむパーティも良いですが、庭を眺めながらしっとりと楽しむ大人の時間も素敵です。
お花見の歴史は、奈良時代にまでさかのぼるそう。
美しい自然を眺めながら美味しい料理やお酒を楽しみたい、という欲求は日本人の遺伝子に刻み込まれているのかもしれませんね。
まとめ
寒い冬が終わり気温がゆるんできたら、庭やテラスでランチやディナーを楽しんでみましょう。春の訪れを肌で感じながらの食事は、いつもよりも美味しく感じるはずです。
住まいのリフォーム・リノベーションをお考えなら、自然を身近に感じられるプランニングはいかがですか。季節ごとに表情を変える木々が、毎日の暮らしをより豊かに演出するでしょう。