床暖房はつけるべき?メリットとデメリット | リノベーションスープ

  1. リノベーションスープ
  2. リノベのこと
  3. 床暖房はつけるべき?メリットとデメリット

床暖房はつけるべき?メリットとデメリット

床暖房_リノベーション

床暖房は足元から暖めてくれるため、年々人気が高まっています。最近ではほとんどの新築マンションに床暖房がついていますよね。

床暖房は空気を汚さず、乾燥もしないこともあり、リノベーションする時に導入を検討する方も多くいます。今回は、床暖房の費用、メリットやデメリットをご紹介します。

床暖房の「温水式」と「電気式」の違いは?

床暖房には、大きく分けて「電気式」と「温水式」の2種類があります。足元から部屋全体を暖めることには変わりありませんが、その仕組みは異なります。

【電気式の仕組み】
床下に設置した発熱体に電気を通して放熱します。構造がシンプルなため、施工しやすくリフォーム時に設置することも可能です。立ち上がりは遅めで、適温になるまで少し時間がかかります。

【温水式の仕組み】
床下に設置した温水パネルに、電機やガスで暖めた温水を循環させます。温水パネルやパイプの配管工事など、施工に手間がかかるタイプです。しかし電気式に比べると立ち上がりが早いというメリットが。

床暖房の『電気代』と『ガス代』のコストの違いは?

床暖房_リノベーション

床暖房の費用は施工会社によって異なりますが、おおむね以下のとおりです。

【電気式】
初期費用:約60万円 月あたりの費用 約13000円

初期費用は温水式よりも抑えられますが、ランニングコストは高め。しかし、一般的に日ごろのメンテナンスが不要で、建物と同等の耐用年数だと言われています。

【温水式】
初期費用:約80万円 月あたりの費用 約8000円

初期費用は電気式よりも高いけれど、ランニングコストは低め。しかし定期的に不凍液の入れ替えが必要です。温水パイプは30年以上の耐用年数と言われています。

床暖房とエアコンどっちがお得?

床暖房_リノベーション

床暖房で気になるのが「エアコンよりも高いの?」ということ。エアコンは設定温度や外気温度によっても消費電力が変わるため、単純に料金を比較できませんが、以下にまとめてみました。

【エアコン】
エアコンは冬だけでなく夏の冷房にも使えるためお得です。また、省エネ機能が充実した最新のエアコンであれば、床暖房に比べ、ランニングコストが安く抑えられます。さらに、石油ストーブなどの暖房器具と違い燃焼させないため、子どもからお年寄りまで安心して気軽に使えます。

【床暖房】
エアコンのように上部に温風がたまることがなく、足元から暖まる床暖房は人気を集めています。また、風を起こすことがないため乾燥しないこと、ホコリなどが舞い上がらないこともメリット。さらに、床暖房は居室だけでなく、洗面所や廊下など暖房器具を設置することが難しい場所でも導入できます。

床暖房対応のフローリングの選び方

床暖房_リノベーション

最近では床暖房に適したフローリング材も増えてきました。

床暖房対応のフローリングは、木材の収縮を防ぐために、普通のフローリングよりも含水率が低くなっています。床材と発熱パネルが一体となったもの、床暖房に対応したフローリングもあります。チークやオーク、紫檀など色や質感などが異なるさまざまなタイプが。好みの肌ざわりやインテリアに合わせて選びましょう。

床暖房のメリットとデメリット

【床暖房のメリット】
エアコンやファンヒーターのように、暖かな空気が上昇しないため足元が寒くいこと、耐用年数が長くメンテナンスも基本的には不要なことがメリット。また、空気が汚れず乾燥しにくいことや、静かで場所を取らずに暖まることも人気の理由です。遠赤外線の輻射熱で床からじんわりと部屋全体が暖まるため、床で過ごす時間が快適になります。

【床暖房のデメリット】
エアコンのようにすぐに暖まらないこと、初期費用やランニングコストがかかることです。スイッチをON、OFFすることが多い部屋なら、温水式よりも電気式が無駄なエネルギー消費がなくおすすめです。電気式、温水式どちらを選ぶかは、コストや暖まり方などを比較して選びましょう。

まとめ

床暖房のメリット・デメリット、ガス代・電気代の違い、エアコンとの比較についてご紹介しました。

何かと人気の床暖房ですが、「結局使わなくなった」という方がいるのも事実。エアコンは夏も冬も使うのに対し、床暖房は冬だけ。あくまで個人的な意見ですが、床暖房はあたたまりが遅いため、短時間しか家にいない方には必要ないかもしれません。

家で過ごす時間が長い→床暖房向き
家で過ごす時間が短い→床暖房はいらない

と考えてもいいような気がします。床暖房は決して安いものではありません。ご自身のライフスタイルと照らし合わせて『本当に必要か』を考えてみましょう。

ただし床暖房は、後付けにすると床材をはがす大規模な工事となり、コストもかかります。今後リノベーションの予定がある方は、プランニング時に検討しましょう。

SHARE ON
クラフト LINE