世田谷区の高級住宅街・成城のよさを再発見!センスがよくて親しみやすい | リノベーションスープ

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世田谷区の高級住宅街・成城のよさを再発見!センスがよくて親しみやすい

成城のよさを再発見!センスがよくて親しみやすい

〈東京の高級住宅街、今こそ選ばれる8つのエリア!〉では、僭越ながらも高級住宅街の条件をこのように設定しました。

高台にある
戸建てがメイン(マンションは無い、もしくはごく一部)
一戸の区画が大きい
街に規模感がある
デザイン性の高い住まいが多い
しっかりと整備され、道幅が広い
高級住宅街としての歴史がある

…この条件をすべてクリアした真の高級住宅街をセレクトしました。今回はその1つ、世田谷区の高級住宅街・成城をご紹介します。

成城は緑が多くてさわやかな街なみ

成城のよさを再発見!センスがよくて親しみやすい

駒沢公園や砧公園など緑が多く、子育てしやすい街のイメージが強い世田谷区。成城、岡本、瀬田、上野毛、等々力、尾山台…。こうした世田谷区の高級住宅街のほとんどは、国分寺崖線(高台)に沿って連なっています。地盤が強固なことから、大正から戦後にかけて多くの著名人が移り住み、高級住宅街としての歴史を築いていきました。

その世田谷区を代表する高級住宅街が、成城

とりわけ高級感があるのが、駅の北側、成城学園正門あたりの成城6丁目。緑豊かな住宅街。大豪邸が多く、どの家も塀からあふれんばかりの樹々が風に揺れていました。磨き込まれたセンチュリーで主人を待つ運転手の姿も。やはり社会的地位の高い方が住む街という印象です。

成城のよさを再発見!センスがよくて親しみやすい

また道幅が広いためか、まったく威圧感を感じません。昔ながらの古い家や日本建築もあったりと、どことなく親しみやすさを感じさせる高級住宅街です。

やはりモダンなデザインの住まいが目立ち、こだわって建てられたことがうかがえます。また成城6丁目には〈グランドメゾン成城〉〈ディアクオーレ成城〉といった億ションも。〈MUY SEIJO〉という素敵な高級マンションもありました。いずれも品のよい低層マンションです。

成城のよさを再発見!センスがよくて親しみやすい

ちなみに、駅の南も成城エリア。飲食店が多く立ち並び、そこを通り抜けた成城3丁目あたりも静かな高級住宅街として知られています。6丁目に比べると小規模ではあるものの、やはり高級感があります。

敷地面積が100坪以上の豪邸が並び、どの家も庭にたっぷりと植樹されていて落ち着いた雰囲気。周辺には〈なかんだの坂市民緑地〉など緑が多く、子育てしやすそうなイメージです。

世田谷区の高級住宅街・成城にも建物の『ルール』が多い

田園調布にはさまざまな建物についての厳しいルールがあることを以前お伝えしました。実は成城も同じ。住民による〈成城憲章〉では、街を守るための取り決めがあります。

・建物は10m以下の高さ
・敷地は一戸当たり250平米以上を目指す(少なくとも125平米)
・隣地境界線から1m以上後退
・敷地の20%を緑に(道路境界線から50cm後退して植栽を)
・建物や看板にけばけばしい原色を使ってはならない

ほんの一部ですが、「これが守られれば素敵な住宅街になるだろうな」というルールばかりです。とくにお互いのプライバシーや採光に配慮しようという思いやりも素晴らしいですね。暮らす人が自ら街を守ることで、景観や住みやすさが保たれています。

成城が田園調布と比べられるのはなぜ?

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郊外型の高級住宅地として、田園調布と比較されることの多い成城学園。どちらも渋谷から電車で10~20分。少し離れるだけで、静かで閑静な住宅地が広がります。

共通しているのは、どちらの街も大豪邸で形成されており、街としての歴史が深いこと。そしてどちらも武蔵野台地の上にあること。

さらに田園調布の分譲時期は大正12年、成城学園は大正14年。同じくらいの時期ですね。都心から郊外へと電車の開通が相次ぎ、交通の発展とともに生まれた住宅地なのです。

大きな違いは、田園調布は高級住宅がごく一カ所に集中しているのに対し、成城は1丁目~9丁目に散らばっていること。豪邸の中に、普通の大きさの家も混在しています。そのため田園調布の高級住宅街は圧倒されるようなインパクトがあり、成城は街全体におだやかな高級感がただよっているというイメージです。

駅のまわりにはスーパーや薬局やカフェ、銀行も

成城のよさを再発見!センスがよくて親しみやすい

そしてもうひとつのメリット。成城は駅まわりが開発されていて圧倒的に買物が便利です。

成城学園前駅にはショッピング施設〈成城コルティ〉が、駅の北側には成城商店街も。薬局やカフェ、銀行、なんでもそろってオシャレな雰囲気です。もちろん成城石井の本店も。春は桜並木が見事。駅の南側にはスターバックスやミスタードーナツなどカジュアルなカフェも多く、近所の学生や主婦らしき人でにぎわっていました。ひっそりとした田園調布の駅前に比べると華やかで都会的な雰囲気です。

さらに新宿からは小田急線で20分程度と、都心へのアクセスもよく、通勤・通学に便利な立地。成城は利便性・静けさ・暮らしやさ・華やかさ・センスの良さを兼ね備えた、バランスのよい高級住宅街だと思いました。

まとめ

世田谷の高級住宅街・成城についてご紹介しました。

もちろん松濤や青葉台といった都心の高級住宅街と比べると、利便性は劣ります。しかし、高い塀ではなく生け垣や樹々でさりげなく目隠しされた雰囲気にはとても好感が持てました。昔から暮らしている住民が多く、成城の街が好きで「これからも大切にしていきたい」という想いが、はっきりと美しい街並みにあらわれています。

また、街を歩いている人がおだやかな表情を浮かべていることも印象的でした。

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〈東京の高級住宅街、今こそ選ばれる8つのエリア!〉

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