ヴィンテージマンションを、大胆でモダンな住まいにリノベーション。
間取りの見直しにより生まれた、35畳を超えるLDKに、曲線とグラデーションが印象的な壁を設置。モノトーンをベースにオレンジを差し色とした空間に、ジャズやクラシック音楽が似合います。
data
場所_ 東京都 練馬区
家族構成_ 夫婦+子ども1人
築年数_ 47年
リフォーム面積_ 97㎡
工期_ 5ヶ月
費用_ 3,500万円
壁のグラデーションが印象的なLDK
廊下からLDKヘと続く壁は、黒皮鉄のように鈍く光る塗装で仕上げました。オレンジから黒へと変わるグラデーションによって、空間の移動とともに気持ちも切り替わります。壁の曲線が、モダンな空間にやさしい印象をプラス。
家族のワークスペースも兼ねたリビング
在宅ワークの奥さま用の大型デスクをはじめ、家族3人のワークススペースをレイアウト。リビングで仕事や宿題に取り組むことができます。
デスクカウンターに設置した目隠しパネルは、壁のグラデーションのもっとも明るい色に合わせました。いつもジャズやクラシック音楽を楽しめるよう、天井にスピーカーを設置しています。
フレキシブルで伸びやかなリビング
廊下と和室を取り込むことで生まれた、広々としたリビング。隣接する居室の引き戸を開放すれば、さらに奥まで空間が広がります。このスペースで、お子さまがチェロの練習をすることも多いそうです。
効率的な家事動線のキッチン
壁付のコンロカウンターと、アイランドタイプのL字型シンクカウンターで構成されたセパレートキッチン。キッチンを中心に、玄関、バルコニー、パントリーにアクセスしやすい回遊型の間取りです。
統一したカラーリングのダイニング・キッチン
キッチンカウンターは、BoConceptのエクステンションテーブルに合わせてデザインしました。キッチンの手元を隠すために設けたパネルは、リビングのパネルと同じカラーです。ダイニングの床は、掃除がしやすいモールテックスの左官仕上げ。ラフな印象が壁の雰囲気と調和しています。
イエローがアクセントの洗面室
シンメトリーな洗面室は、2人同時に立っても余裕の広さ。
ダブルボウルの洗面台で、忙しいお出かけ前の時間もスムーズに。
モールテックスで仕上げたマスタード色の天板に合わせ、壁のタイルには黄色の目地をセレクトしました。
柔らかなトーンのトイレ
ゆったりとしたトイレは、タンクレストイレと手洗いを横ならびに配置。
壁のタイルには、シックなセラドン(グレーがかった緑色)の目地を使用しました。
ミラーやキャビネットの黒いフレームが、柔らかなトーンの空間を引き締めています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。