
海外在住だったKさんの帰国に合わせて、所有するマンションをリフォーム。メールによる打ち合わせを主軸に、一時帰国の際に仕様の決定やショールーム廻りをしていただきました。
もともとロフトや吹き抜けのある間取りでしたが、さらに開放的な住まいに。「ホームパーティを楽しめる住まい」をテーマに、ゲストをもてなすパブリックな空間と、プライベートな空間をはっきりと分けています。
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場所_ 東京都 品川区
家族構成_ –
築年数_ 18年
リフォーム面積_ 86㎡
工期_ 4ヶ月
費用_ -万円
居室を取り込み拡大したリビング

使用しない居室を取り込むことで生まれた、ゆとりあるLDK。リビングは天井を上げ、(波型)加工したオークの無垢材を貼りました。間接照明が美しい木目と色の濃淡を浮かび上がらせます。床がカーペット敷きのため、木材の印象が強くなりすぎません。
テレビの背面には木材と調和する石目タイルを貼り、設置周辺機器を収納するニッチを設けています。
ゲストをおもてなしするキッチン

左右から利用できる対面キッチンは、ホームパーティーに最適。左奥にオープンなパントリーを設けていますが、リビング・ダイニングからは見えないよう配置しました。
シックなダークグレーのタイルを貼ったコンロ側のL字壁は、レンジフードのダクトを通す経路にもなっています。
スチール×木のスケルトン階段
LDKからロフトへ続く階段には、スケルトン階段を作製。
黒いスチールと木材の今トランスとが、吹き抜けに映えます。
ロフトの床材には畳を採用し、ゲストが休める空間になりました。
空間の連続性を強調した廊下〜LDK
グランドピアノの入る防音室を配置していますが、デザイン性に欠ける扉であったため、チークの木目が美しいドアを設けました。
2重扉とすることでさらに防音性をアップする効果も。
廊下とLDKを区切るドアの一部にFIXガラスを採用しており、扉を締めても空間の連続性を損ないません。
ホテルライクな洗面室
オープン棚やルーバー扉がリゾート感を演出する、ホテルライクな洗面室です。
既存の洗面室には洗濯機置場がありましたが、ご希望により隣接した家事室へ移動しています。
洗面台の左手や下部の収納棚には、風合い豊かな足場板にアンティークを施した棚板を採用しています。
シンプルでゆとりあるトイレ
トイレは面積を広げ、手洗いカウンターを設置しました。
シンプルにまとめた空間のなか、鏡の背面に設置した間接照明が和テイストのモザイクタイルの陰影を浮かび上がらせています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。