アメリカにお住まいで、日本との間を往復するSさんご夫婦。
RC造のビルを購入し、帰国時に過ごすための住まいにリノベーションしました。
プライベートスペースのほか、ゲストと楽しく過ごすパブリックスペースを確保。厳選した自然素材を採用し、重厚でスタイリッシュに仕上げたホテルライクな空間です。
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場所_ 東京都 港区
家族構成_ 夫婦
築年数_ 17年
リフォーム面積_ 378㎡
工期_ 9ヶ月
費用_ 17100万円
イタリア大理石が印象的なリビング
広いLDKのなか、囲まれるようにレイアウトすることで落ち着きを演出したリビング。
階段との間を壁ではなくウォールナットのルーバーを採用することで、空間を緩やかに区切っています。
暖炉に使用したのはグレー地に白い石目が美しいイタリア産の大理石、床にはトラバーチンの大理石と、存在感のある素材を採用しました。
ゲストをもてなすバーカウンター
キッチンとリビング・ダイニングの間に設置したバーカウンター。
バーシンクを備え、製氷機やドリンク用の冷蔵庫をビルドインしています。
カウンターにはブラックウォールナットを採用、後方のエレベーターの壁も同素材にすることで木箱のようなイメージに。
黒御影石の天板はL字型とし、右手は廊下側まで伸ばすことで空間の連続性を演出しています。
ウォールナットに囲まれたベッドルーム
LDKと同様にグレーとダークブラウンで構成したベッドルーム。
落ち着いた空間にするため、ウォールナット材の割合を多くしています。
下がり天井をベッドヘッドに連続させ、スリット状に間接照明を設けました。
ベッド周辺を囲むようなウォールナットが、まるでモダンな天蓋のよう。
直線で構成されたゲストルーム
グレーと赤が印象的なゲストルーム。
洗面・バスに面する壁の上部に入れたFIXガラスが空間のつながりを演出し、大きなワンルームのような印象に。
正面に設けたふかし壁もラインを揃え、サイドに入れた間接照明が存在を強調しています。
デスクカウンターやWICを設け、ゲストの長期滞在にも対応可能です。
ミラーに映像が浮かび上がる洗面室
バスタイムにもTVを見たいというご希望から、洗面室にグラスルーチェを採用。
TVの電源がオフのときはミラーで、オンにすると映像が浮かび上がります。
洗面台はまるで宙に浮かぶかのように設置。
テラス側のタオルウォーマーは、冷たい空気が流れ込むコールドドラフト現象を防ぐ働きもあります。
御影石と大理石が重厚な浴室
床と壁にダークグレーの御影石を使用した浴室。
左手のトイレとの間仕切り壁はリビングと同じイタリア産大理石です。
バスタブはJAXON社製をセレクト。
バスシャワー・レインシャワー・ボディシャワーを備えており、気分に応じて選ぶことができます。
音楽を思う存分楽しめるプレイルーム
地下1階に設けたプレイルーム。
ゲストとともにバーカウンターでお酒を飲みながら音楽を楽しんだり、大音量で楽器を演奏することができます。
大空間が単調な印象にならないよう、壁と天井に凸凹を設けて間接照明を入れました。
床にトラバーチンの大理石、壁に割肌の石材、バーカウンターにはサイルストーンと、上質な素材でシックにまとめています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。