
葉山の高台に一戸建てを購入したTさんご夫婦。絶景を望む立地はご希望どおりでしたが、部屋数が多くご夫婦の暮らしにはフィットしない間取りでした。
そこで、空間を細かく区切っていた間仕切り壁を撤去して、開放的な間取りにリフォーム。テラスや室内のどこからも海や富士山の美しい風景を楽しむことができる、爽やかな住まいに生まれ変わりました。
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場所_ 神奈川県 三浦郡 葉山町
家族構成_ 夫婦
築年数_ 40年
リフォーム面積_ 150㎡
工期_ 4ヶ月
費用_ – 万円
居室を取り込み広いリビングに

個室が多く細かく区切られていた、既存の間取り。ご夫婦でゆったりと暮らすために、居室や長い廊下を取り込むことで、18畳の広々としたリビングに生まれ変わりました。
軽量鉄骨造のため建物の構造上撤去できないブレースと柱は塗装して、空間に溶け込むように。白いリビングにarflexの大型ソファのオレンジ色が映えます。
ダイニングとキッチンを一体化

独立型のキッチンは、ダイニングとひとつながりのオープン型に変更。隣家に面する出窓はサイズを小さく変更しつつ、小物を飾れるように奥行きをキープしています。
室内と連続するテラス

リビングからもダイニングからもテラスへアクセスしやすいよう、床の高さをフラットに揃えました。天井までの掃き出し窓を採用し、室内とテラスの一体感を強調しています。
視界を遮るものがないため、ソファに座って富士山や花火大会をゆったりと楽しむことが可能。遊びに来たお孫さんものびのび過ごせる空間です。
白と青の対比が爽やかな洗面室

洗面室はトイレと同室にして広々と。白を基調とした空間に、海をイメージした青系のクラッシュタイルが爽やかなアクセントとなっています。床には白とグレーの塩ビタイルを互い違いに貼り、デザイン性とともに掃除のしやすさを確保。
効率の良い家事動線を確保した玄関
玄関ホールの床と壁に採用した石目タイルがリビング・ダイニングへと続き、空間の伸びやかさを強調。
玄関を入って右手にはSICを設けており、その奥のパントリー〜キッチンへと動線が続きます。
ルーバーの扉を閉めれば、手早く目隠しできるため、ゲストの来訪時にも安心です。
タイルによる表情を加えた外観

外壁の一部には、ランダムな凸凹が風合い豊かなボーダータイルを採用。2つの建物を合わせたような構造を強調し、白を基調としつつ抑揚のある外観になりました。玄関先にあった既存の岩は撤去せずに活かし、苔を植えて風情を演出しています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。