お子さまの誕生を機会に、RC住宅をリノベーションすることにしたHさんご夫婦。
築9年とまだまだ新しいお住まいでしたが「天窓からの直射日光がきつい」「寝室から浴室までの距離が長すぎる」といった過ごしにくさを感じていたそう。
そこで間取りを大きく見直し、窮屈な印象だったLDKを広々とした空間に。
寝室と水周りを近くにまとめ、新たに設けたWICにもアクセスしやすくなりました。
ご夫婦とお子さま、そして愛犬がのびのびと暮らすことができる住まいです。
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場所_ 東京都 目黒区
家族構成_ 夫婦+子ども1人+犬2匹
築年数_ 9年
リフォーム面積_ 140㎡
工期_ 5ヶ月
費用_ 4500万円
間取り見直しで誕生したLDKの大空間
窮屈な印象だったLDKは、寝室を大幅に移動することで広々とした空間に拡大しました。
かつて食堂だった窓際の空間は、天窓からの日光で暑すぎるというお悩みが。
そこで断熱材を入れた天井を設置し、ご家族がのびのびと過ごせるフリースペースになりました。
奥さまお気に入りの床タイルとステンドグラスはそのまま活かしています。
柔らかな自然光が広がるLDK
差し込む直射日光がきつく布で覆っていたというダイニングの天窓には、半透明の樹脂板を設置して、柔らかな光が拡散するように。
愛犬の通り道となるキッチンからドッグスペースにかけては、脚に優しい滑りにくいタイル、リビング・ダイニングには木目模様が印象的なオークのフローリングと張り分けました。
いずれも床暖房に対応しています。
木の表情が豊かなLDKのドア
LDKの入り口ドアは、オリジナルで作成。
フローリングと同じオーク材ですが、木の表情がより豊かに感じられる節や白太(しらた)の入った板を採用しました。
お子さまにも使いやすいよう、ハンドルは長めに。
ドアの両側にFIXガラスを採用し、空間の抜け感を確保しています。
愛犬も過ごしやすいリビング
拡大したLDKスペースは縦長の空間が間延びしないよう、奥にL字型の壁を配置。
内側には映画鑑賞が趣味のご主人さまが所有する大量のDVDライブラリとなっています。
また、たくさんお持ちの書籍を収納できるよう、リビングに大容量の本棚を設置しました。
窓側に設置したのはドッグスペース。リビングからいつでも愛犬の姿を確認することができます。
フレキシブルに間仕切りできる縦ブラインド
LDKと子供部屋の間には、縦型ブラインドの間仕切りを設置。
ふだんは開放して広く使用し、必要に応じて空間を区切ることができます。
将来的にお子さまが子供部屋を必要とするまでは、フリースペースとして活用可能です。
生活動線に配慮した寝室
浴室まで距離があり使いづらかったという寝室は、水周りと近い間取りに変更しました。
生活動線を見直したことで、寝室〜WIC〜ホールへと通り抜けてそのまま外出することもできます。
ベッドヘッド側には凸凹模様が表情を見せるエコカラットを採用。
間接照明が質感を強調し、空間に奥行きを演出しています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。