2階リビングで、明るく開放感な間取りに!リノベーション実例 | リノベーションスープ

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2階リビングで、明るく開放感な間取りに!リノベーション実例

2階にリビング。 明るさと開放感をつくる間取りとは?
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「2階にリビングを移動したい」

リノベーションでは、こんなリクエストを耳にすることがあります。その理由は「住宅密集地で採光しにくいから」「近所の人の視線が気になるから」「天井を高くしたいから」などなど。

2階がリビングの間取りなら、いろいろなメリットを享受できるのです。これから、2階にリビングを設けたリノベーション実例をご紹介します。

2階がリビングだと、さまざまなメリットがある

〈2階リビングの実例1〉採光・通風をたっぷりと確保

都心の一戸建でにお住まいの方から「陽当たりが悪い」とお悩みをよく聞くことがあります。

それを解決するのが〈2階がリビング〉という間取りです。では実際に、リノベーションで2階にリビングを設けた実例を見てみましょう。

1階には寝室や子供部屋、バスルームといったプライベートスペースを。陽当たりのよい2階にはリビング・ダイニング・キッチンをレイアウトしました。これだけでも十分にリビングは明るくなりますが、リビングとダイニングの間にはルーフバルコニーを新設。

バルコニーは、心地よい光と風をたっぷりとリビングに届けてくれます。

〈2階リビングの実例2〉天井を高く、よりダイナミックに

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2階のリビングなら、天井の形状を活かして天井を上げることができます。

こちらもリノベーションで2階にリビングを設けた実例。2×4(ツーバイフォー)住宅です。家族形態が変わったため、スケルトンリノベーションによって間取りを大胆に変えることに。陽当たりのよい2階にリビング・ダイニング・キッチンを設けています。

幸いなことに解体した後、天井をぐっと上げられることが発覚しました。既存の勾配天井をそのまま活かし、最大4100mmのダイナミックな天井高に。勾配天井にはラフなイメージの色幅のあるレッドシダーの無垢材を貼り、「明るく開放的でリラックスできるリビング」というご希望を叶えています。

これほどの天井を上げることができたのは、やっぱり2階にリビングをレイアウトしたからです。

〈2階リビングの事例3〉プライバシーをしっかり守る

これも都心の住宅密集地でよくあるお悩みで、「隣家の視線が気になって窓を開けられない」というもの。(「隣家の視線が気になる」という悩みを解決する方法の記事もお読みください)

とにかく都心の住宅密集地でプライバシーを確保するのはひと苦労です。そこで、リノベーションで2階にリビングを移動。さらに南側に設けたバルコニーで明るさを確保しつつ、ルーバーを設けて目隠し。

ルーバーによって、ご近所からの視線を遮るという”機能性”、外観にモダンなイメージを与えるという”デザイン性”のどちらも確保しています。

ウッドデッキを張ったバルコニーはアウトドアリビングとしても活躍。週末は、これまで隣家の視線が気になってできなかったバーベキューをたのしんでいるそうです。

〈2階リビングの事例4〉素敵な眺めを借景

2階から見える景色は、やっぱり1階とは少し違って見えますよね。”2階がリビング”の間取りのメリットは、こうした景色を借景できること。

こちらは海の近くのセカンドハウスをリノベーションした実例です。夏の間に「海を眺めながら」過ごすのがお施主さまのご希望でした。

リビング・ダイニングのうち、ダイニング側の床を一段上げ、ダイニングテーブルに座ったまま海の景色が見えるように。出窓のカウンターとダイニングの高さをそろえて、テーブルがそのまま外に続いているような伸びやかさを演出しています。

印象画のような海や空の景色を眺めながらくつろげる、素敵なリビング・ダイニングに生まれ変わりました。

〈2階リビングの実例5〉バルコニーとひと続きの開放感

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2階リビングは、みなさんが思ってもみなかったメリットがあります。

その1つが、耐震性。

「広いリビング・ダイニングが欲しい」というご希望に対し、1階と比べて必要壁量が少ない2階にLDKを設けることがあります。1階には家族それぞれの寝室をレイアウトすると、結果的に壁量が増えて耐震性が向上するケースも。

 

そしてもう1つが、バルコニーとのつながりです。

こちらは2階の3部屋の壁を撤去し、広々とした明るいLDKに。さらにバルコニーを囲むようにリビングとダイニングを斜めにレイアウトし、遠くまで視線を通したこともポイント。2階リビングとバルコニーがひと続きとなり、実面積以上の伸びやかさを感じさせます。

「もしかして、2階がリビングで失敗した?」と思うとき

「2階がリビングで失敗したかも…」と思う方もいるようです。デメリットを以下にまとめてみました。

・高齢になったとき、階段の上り下りがキツい(配達の受け取りが面倒)
・子供の外出、帰宅がわからずコミュニケーション不足になりがち
・せっかくある庭があるのに、景色をたのしめないかも
・2階のキッチンやトイレの排水音が気になるかも
・(1階に比べると)夏は暑い

とくにご両親と同居の場合、階段の上り下りがご負担になる可能性がありますね。また子供の帰宅がわからず、コミュニケーションがとれなかったり。せっかく庭があっても、2階のリビングからは見えなければもったいないですね。こうした可能性を知っておきましょう。

ただしこれらのデメリットは
・階段の段数を増やして、上り下りをラクにする
・吹き抜けを設けて1階と2階につながりをつくる
・断熱材やペアガラスを入れて暑さ対策をとる

といったプランの工夫により、解消できるケースもありますのでご安心ください。

まとめ

2階にリビングを設けるメリットを、リノベーション実例とともにご紹介しました。

・都心の住宅密集地でも通風、採光がしやすい
・天井を上げやすい
・近所からの視線を遮りやすい
・借景できる
・広い空間をつくりやすい

など、2階にリビングがある間取りはリノベーションプランの可能性をぐっと広げてくれます。

リノベーション会社と2階リビングのデメリットときちんと話し合い、”それでもメリットが大きい” ”デメリットを解消できる”と確信できたら、2階にリビングを計画してみてもよいでしょう。1階とは違った、明るいリビングに生まれ変わるはずです。

2階リビングにリノベーションした事例多数。明るく開放的なLDKを叶えます。そのほか「玄関が暗い」「耐震性が不安」などどのようなお悩みもご相談ください。

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