住み慣れたマンションのより広い物件に住み替えたIさん。「もっと楽器を演奏したい」という思いから、Iさんのリノベーション物語がスタートしました。
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場所_ 東京都
家族構成_ 夫婦+子供1人+犬1匹
築年数_ 30年
リフォーム面積_ 133㎡
工期_ 3ヶ月
費用_ 2100万円
大切な楽器といつも一緒
LDKに隣接していた和室は、家族みんなで趣味の楽器演奏を楽しむスペースに。スタジオをガラスの引き戸で間仕切りし、楽器を眺めてたのしめるように。ときどき家族でセッションを。
引き戸で仕切ればスタジオになり、開放すればリビングに続く空間として伸びやか。忙しくて演奏ができない日も、ガラス越しに見ているだけで心が弾んできそうです。
リビングのTVボードや壁面収納は、赤褐色の艶が美しいカリンを使って造作。一部は愛犬用のケージに。ケージもインテリアの一部に。いつも一緒に過ごせて安心です。
本に囲まれた書斎
ご主人さまの書斎はダークトーンでまとめて重厚に。本棚に囲まれたアカデミックな空間です。かたわらには畳敷きのスペースを設けたこともポイント。
疲れたら、畳のうえでひと休み。ごろりと横になって本を読んだりお昼寝したり。究極の癒しスペースです。
ゲストを迎える美しい廊下
収納の角の凹凸が気になっていた廊下は、間仕切りをつくり変えてフラットにしました。納戸や壁と天井にはカリンと同じ色の木材を張り、ゲートのように仕上げています。左はシラス壁で、木の質感が引き立つように。
ただの廊下ではなく、サプライズを与える廊下。ゆるやかにカーブし、ゲストの心を誘います。