ヴィンテージマンションに学ぶ、上質なインテリア | リノベーションスープ

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ヴィンテージマンションに学ぶ、上質なインテリア

ヴィンテージマンション

街を歩いていると、古そうだけどすごく洗練されたマンションに出会うことがあります。熟成されたワインのような贅沢な香りがただよい、その街でシンボリックな存在感を放っている。それがヴィンテージマンションです。

ただし中身は…というと、残念なケースが少なくありません。昔ながらの間取りでリビングが狭かったり、お風呂やキッチンが古かったり、ザ・昭和なデザインだったり。ですからこのまま住人は少なく、暮らす前に一旦リフォームする方が多くいます。

ここで大切なのは、インテリアとして”ヴィンテージマンションらしさ”を大切にすること。今回は、そんなヴィンテージマンションのインテリアについてご紹介。もちろんヴィンテージじゃないマンションにお住まいの方も、インテリアの参考になります。

ヴィンテージな外観とテイストをそろえる

ヴィンテージマンション

ヴィンテージマンションの重厚な外観。インテリアもこれに負けないようにつくることが大切です。外観はビンテージ感たっぷりなのに、中身がモダンというのもギャップがあってよいですが、せっかくヴィンテージマンションに住むなら、テイストを統一した方が美しいでしょう。

こちらはヴィンテージマンション界のレジェンドとも言える有名なお住まい。その空間を飾るのは、イギリス製のソファや、アンティークのテーブルやチェスト、ミラー、シャンデリア。壁や天井は白く塗装し、クラシカルな家具の飴色の上品な光沢、繊細なシルエットを引き立たせています。ゴージャスですが、華美になりすぎないようにバランスを図ることがポイントです。

フローリングとクロスで重厚感

ヴィンテージマンション

外観もすごいけど、中はもっとすごい。
ゲストにこう思わせたら、ヴィンテージマンションのインテリアの成功です。こちらのフローリングはオーク無垢材を着色したもの。ヴィンテージマンションと一緒に時を重ねてきたような趣をつくりました。お気に入りのアンティーク家具との相性も抜群です。家具が経年するのと同じようにフローリングも経年していくため、暮らすうちに、家具と床が馴染んでいきます。年々インテリアのビンテージ感が高まっていくことは、我が子が成長するのと同じくらい感慨深いものです。

壁の一部にはアクセントの輸入クロスを。ここがふつうの白い壁だと、せっかくのヴィンテージな感じがちょっとしらけてしまいます。使ったのはシックなダークグレーのクロス。決して淡い色を選ばないことがヴィンテージマンションのインテリアのポイントです。スポットライトの光が当たるたびに模様がゴージャスに浮かび上がり、まさに大人のヴィンテージ空間といった雰囲気。

ヴィンテージマンションの魅力はそのまま残す

ヴィンテージマンション

室内の一部の壁には、外壁と同じタイルが貼られていたため、そのままインテリアとして残しました。こういった既存の味わいある部分を残すと、よりヴィンテージマンションらしさがアップします。

それに加え、ドアも既存のまま残しています。ドアの框部分は傷がついたり変色したりしていますが、イメージにぴったりの趣が素敵です。ときどき新品の真鍮をあえてアンティーク調に変色させることはありますが、こちらの取っ手は正真正銘の経年変化。44年物の真鍮ですが、真鍮が格段に美しくなるのは60年以上経ってからだと言われています。あと15年ほど、お手入れをしながらじっくり育てていただきたいものです。

 

本当に良いものは、時が経つとさらに深みが増すもの。全てを新しくするのではなく、こういった良いものは受け継いでいきましょう。これがヴィンテージマンションの醍醐味でもあります。

ヴィンテージマンションだけど、モダン

ヴィンテージマンションだからと言って、重厚感と趣ばかりを追求したインテリアだとなんだか息苦しさがあります。やっぱりちょっと軽やかさとか抜け感があったほうが心地よいし、おもしろい。

ということで、あえてここにステンレスのフルフラットキッチンを置いてみました。このスタイリッシュなキッチン横の壁には、メタリックに輝くタイルを貼っています。冷蔵庫もオーブンもトースターも、シルバーで統一。アンティーク家具やエイジング加工のフローリングによるクラシカル感を、ほどよいモダンさで中和しています。

 

ヴィンテージマンション

キッチンの上部には、小さなガラスのフープがいくつも重なり合ったシャンデリアを。ガラスの連続が繊細にきらめいて、モダンな華やかさを演出しています。ヴィンテージマンションらしさを損なわない程度に抜け感をつくりましょう。

まとめ

ヴィンテージマンションにふさわしい空間をつくるには、それなりの手間と時間と努力が必要です。しかし、一番大切なのははっきりとした完成イメージを持つこと。インテリアをつくる前に、以下のことをはっきりとさせておきましょう。

・その空間で、誰がどのように過ごすのか
・予算はどのくらいか
・どの国の、どのあたりの年代を目指しているのか
・どこまでヴィンテージ感を求めているのか

雑誌の切り抜きや、webサイトなどから理想の空間を探すのもよいですし、リフォーム会社のデザイナーに提案してもらうのもよいでしょう。家具や小物などを替えるだけでも、ヴィンテージマンションらしい雰囲気をつくることができます。

リフォーム会社によっては、家具や照明、カーテンなどを含めたインテリアのスタイリングも行っているところもありますので、問い合わせてみましょう。ヴィンテージマンションらしい、クラシカルで居心地のよい空間を提案してくれるばずです。

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